あの大ヒットを記録した青春の味わいのガムが復活! ロッテが「スウィーティガム」「マスカットガム」を本日22日(火)発売~板ガムならではの芳醇な味わい、懐かしい味わいを届ける
ロッテが、復活を望む声が多いという「スウィーティガム」と「マスカットガム」の2品を2023年8月22日(火)に同時発売します。内容量は各9枚で、価格はオープン、想定小売価格は各118円前後(税込)。
かつてこれらのガムを噛んでいた人には、当時から色あせない懐かしい味を楽しんでもらい、今回初めて知る人には「昔のものが逆に新しくて面白い!」と感じてもらえる「レトロ」な商品で、板ガムならではの芳醇な味わい、懐かしい味わいを届けるとしています。
また復刻板ガムは、普段あまりガムを購入する機会の少ない人にも手に取ってもらえているとのこと。実際、現代的なデザインで発売していた「歯につきにくい梅ガム」「歯につきにくいブルーベリーガム」は2022年に復刻デザインのパッケージに変更したところ、前年同月比で1.5倍以上売り上げが伸長。また2023年3月以降、脱マスクが浸透し、5月には新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで、5~6月のガム市場は、前年同期比で108%と伸長しているとしています。
「スウィーティガム」
1995年~2006年頃に販売されていた人気のフルーツフレーバーのガム。さわやかなスウィーティの香りが口いっぱいに広がるとのこと。スウィーティ香料使用。
開発当時、日本でなじみの薄かったスウィーティは、グレープフルーツに比べ酸味が少なく食べやすい果実で、市場に広まれば、必ず人気が出ると考え、知名度が高まるタイミングでガムとして発売したとのことです。
1パック(9枚)当りのエネルギー 80kcal、たんぱく質 0g、脂質 0.1g、炭水化物 20.1g、食塩相当量 0.003g。原材料は砂糖(国内製造)、水あめ、ぶどう糖、還元パラチノース、植物油脂、ウーロン茶抽出物、ゼラチン/ガムベース、酸味料、軟化剤、香料、着色料(紅花黄、クチナシ)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
「マスカットガム」
1992年から2000年頃に販売されていた、フルーツフレーバーのガム。マスカットで一番おいしい部位といわれる「種の周りの甘く芳醇な香り」が再現されています。マスカット香料使用。
開発当時、フルーツとしては高価なイメージもあったマスカットでしたが、その芳醇な香りに注目し、ガムのフレーバーとして採用。ロッテは当時、高級だったり希少だったりするフルーツの味わいを手軽に楽しめる新製品を多く展開していました。
1パック(9枚)当りのエネルギー 80kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、炭水化物 20.2g、食塩相当量 0.004g。原材料は砂糖(国内製造)、水あめ、ぶどう糖、還元パラチノース、植物油脂、ウーロン茶抽出物、ゼラチン/ガムベース、酸味料、軟化剤、香料、着色料(紅花黄、クチナシ)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ガム開発秘話
ロッテでは、食べる機会の少ないフルーツを手軽にガムで味わえるよう、様々なフルーツガムを開発。特に90年代は「アミューズメントガム」というコンセプトのもと、希少性、ファッション性もある楽しい板ガムを開発していました。
「スウィーティガム」(1995年発売)
スウィーティと聞くと、スウィーティガムを思い浮かべる人も多いのでは? スウィーティはグレープフルーツとポメロ(文旦の一種)を掛け合わせた、アメリカ・カリフォルニア州原産のフルーツ。日本には1990年頃から輸入・販売が開始されました。当時としては珍しいフルーツで、グレープフルーツに比べ酸味が少なく、食べやすいため、当時の日本人の嗜好に合うと考え、新しいフルーツの味わいとして「スウィーティガム」を開発し、1995年~2006年頃に販売。当時若者を中心に、大ヒットを記録しました。これまでで食べられたスウィーティガムを1枚1枚繋げた長さは、地球5周分以上(ロッテスウィーティガム累積出荷数より算出)。
2022年4月にロッテWEBサイトで開催した「推しガム総選挙」でも、20代、30代のランキングで1位に。生産終了17年を経過(一時的な復刻販売を除く)してもSNSで「懐かしい」「また食べたい」とつぶやかれるほど、まさに語り継がれる「伝説の味」。
「マスカットガム」(1992年発売)
開発当時、マスカットは知名度の高い果物でしたが、そのフレーバーをつかった商品はまだ少ない状況。研究員はこれから人気が出るのではと感じ、マスカットの「芳醇な香り」に注目し、中でもマスカットで一番おいしい部位といわれる「種の周りの甘く芳醇な香り」をガムで再現。
1994年頃に若い女性を中心に「マスカットブーム」が到来し、マスカットガムがマスカット人気に一役買った!?という話もあります。マスカット独特の香りが人気で、遠くで噛んでいても、その香りがわかるくらいでした。同社では「発売当時の味わいを再現していますので、今回の復活をきっかけに、ぜひお楽しみください」としています。