イトーヨーカドーの生鮮食品の品揃え、ロフトセレクトなどを取り入れたセブン‐イレブン! 新コンセプト店舗「SIPストア」が29日(木)オープン
セブン&アイ・ホールディングスが、セブン&アイグループの新たなグループシナジー創出に向け、新コンセプト店舗「SIPストア」としてセブン‐イレブン松戸常盤平駅前店を2024年2月29日(木)にリニューアルオープンします。
2022年8月、セブン‐イレブン・ジャパン(SEJ)とイトーヨーカ堂(IY)は「SEJ・IY・パートナーシップ(通称SIP)」を立ち上げ、商品やサービスの相互供給、アプリを通じた相互送客などの販売促進、店舗オペレーションといったテーマにおいてシナジーの最大化を進めてきたとのこと。
セブン&アイグループの強みを集結した「SIPストア」は、急速な環境変化の中で大きく変化する消費行動や生活に対する価値観、また、幅広いニーズに対応するために、商品等にグループの知見を活かしたテスト店舗として位置付けているとのこと。今後、検証を進めていくとともに、異なる商圏特徴を持った場所でのテスト店舗展開も検討していくとしています。
「SIPストア」は今後の新たなセブン‐イレブンの姿を検討していくため、通常店舗よりも売場面積を広げ、品揃えの拡大が図られています。今回、「Peace Deli」で製造された鮮魚や精肉を取り扱うなど、イトーヨーカドーが持つ生鮮食品の品揃えや展開方法、商品の管理方法などのスキルやノウハウを活かした取り組みを行なっているとのことです。
同社では「変わりゆく環境下における社会課題の解決に向け、今後もお客様ニーズに応え、地域の皆様に愛されるお店づくりを進めてまいります」としています。
「セブン‐イレブン松戸常盤平駅前店」概要
開店日時:2024年2月29日(木)7:00
所在地 :千葉県松戸市常盤平1-20-1
売場面積:約88坪(約290平方メートル)
取り扱いアイテム数:約5,300アイテム
セブン&アイグループの強みを活かした幅広い品揃え
(1)鮮魚・精肉の取り扱い(Peace Deli)
「Peace Deli 流山キッチン」は精肉・鮮魚といった生鮮品の加工やミールキットを製造する食品製造工場。加工された肉・魚は、徹底した温度管理のもとで、最新の包装機により販売期限の延長を実現しているとのこと。またプラスチック削減など環境配慮型の商品を製造するために必要な設備も導入し、高品質・高鮮度で環境にもやさしい商品を各店舗に向け効率よく安定的に供給していくとしています
【鮮魚】
・食卓への出現頻度が高い魚種を選定
・2点盛を中心とした刺身盛合せを品揃え
・時短・簡単調理の漬魚も品揃え
【精肉】
・料理用途に応じた牛肉・豚肉・鶏肉をバランスよく品揃え
・しゃぶしゃぶ用・焼肉用等の加工方法で売場の季節感を演出
・使いきりサイズの量目
・精肉販売用のチルドケースを導入
(2)冷凍食品・チルド商品の品揃え拡大
【チルド商品の売場拡大】
・通路を挟む形でチルドケースを配置し、買い回りいしやすいレイアウト展開
・中食ニーズに対応し、大容量のカット野菜や簡便性や保存性が高い水煮野菜を拡充するなどイトーヨーカドーなどで取り扱う「セブンプレミアム」の商品を品揃え
・「セブン・ザ・プライス」の品揃え拡大
【冷凍食品の品揃え強化】
・「セブンプレミアム」や「EASE UP」に加え、米飯、和洋中麺類、惣菜、ペストリー、デザートなど幅広いカテゴリーの商品約260アイテムを品揃え