フード

ファミリーマートがイートインを順次廃止 売場化を推進~2013年からイートインの設置を進め、現在約7,000店舗にイートインを設置

[2024/10/2 17:53]

 ファミリーマートが2日、全国の店舗に設置しているイートインを売場へ順次変更すると発表しました。同社では、多様化するニーズに対応するため、無人決済店舗などのサテライト店の出店による店舗の売場面積拡大に注力しており、その一環として、今後は、商品・サービス関連商材を取り扱う売場への変更を進め、品揃えの拡充による利便性の向上につなげていくとのことです。なお、諸条件により継続するイートインもあります。

イートイン使用時(イメージ)
売場変更後(イメージ)

 ファミリーマートでは、2013年から快適な店舗空間づくりの実現を目指しイートインの設置を進め、現在約7,000店舗にイートインが設置されています。一方で、新型コロナウイルス感染症の発生以降、コンビニエンスストアの利用方法が多様化する中、イートインの利用にも変化が見られるようになり、店舗内スペースの有効活用や、利便性の向上や多様化するニーズにあわせた幅広い商品の提供を目的にイートインの売場化を推進。

 需要が拡大している「コンビニエンスウエア」などの衣料品や、トイレットペーパーや洗剤などの生活必需品を中心に品揃えを拡大し、日常のお買い物の場としてさらに活用してもらえるように努めているとのことです。今後は実施店舗での効果検証を行ないながら、個店ごとに適した売場を構築すべく適宜イートインの売場変更を進めていくとしています。

[古川 敦]