“大人はつらいよ”　寅さん役にナイツ塙宣之、マドンナ役に麻生久美子! マクドナルドが「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」を発売～新ソース「コク深にんにくソース」と「3種のチーズソース」も

撮影エピソード

　初共演となる塙さんと麻生さんですが、今回のCMは名作「男はつらいよ」をオマージュした作品で、ストーリーだけでなく衣装や小物も忠実に再現していることから、挨拶も早々に、塙さんの衣装や小道具の話題で会話が弾んだとのこと。「これ、実際にされていたモデルの時計なんですよ」「実はジャケットの裏地もすごいんですよ」と披露する塙さんに、麻生さんも「わー、すご～い！」と釘付けになった様子で、楽しそうなやり取りですぐに打ち解けたそうです。なお、本CMの演出を手掛ける監督は、「男はつらいよ」シリーズを手掛けた山田洋次監督から撮影のアドバイスを受けたそうで、本番前には「塙さんと麻生さんのお二人なら、映画のように泣かせるCMができます！」と、二人を激励する場面もあったとのこと。

　「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」の刺激的な味わいを、「かぁーっ！」という粋な(？)リアクション・言葉で表現するシーン。監督から「どうですか？味は？」と聞かれた塙さんは、「結構、(しっかりと)辛いですね。でもうまいです！」と答えながら、次の撮影シーンが始まるまでのわずかな間にほとんど食べてしまい、さらに元気になった模様。「黒胡椒とガーリックがたまんないねぇ！」と、あの“寅さん”を真似た口上で感想を述べると、「だんだん本物になってきましたね！」「こっちも食べたくなっちゃいますよ」と、監督は塙さんの演技を絶賛。

　たまたま居合わせたベンチで「はあぁ～」と大きなため息をつく、“マドンナ”役の麻生さんに向かって、塙さんが「お嬢さん、年明け早々ため息かい？」と声をかけるシーン。心配そうにセリフを言う優しさ一杯の演技と、子どものように「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」を頬張る姿とのギャップに、カットがかかった直後には麻生さんが思わず「あはははっ！」と手を叩いて爆笑。塙さんも、無邪気な麻生さんの姿につられて照れながらもにっこり。“寅さん”と“マドンナ”の掛け合いを彷彿とさせる自然なやり取りに、撮影現場もほっこりとした空気に包まれたそうです。

　麻生さんが「こたつの中でずっとゴロゴロしていたいな～」とつぶやくシーン。大人はつらいよを表現するように、今にも泣き出しそう顔で演じたファーストテイクでは、麻生さんが「ちょっと暗すぎましたかね(笑)」と確認すると、監督は「ため息をついた後なので、それぐらいがいいと思います」と、すかさずOKサイン。麻生さん自身、本CMで演じた“マドンナ”役と同様に「寒い時はベッドに入ってぬくぬくして、お家で自分の好きなことをしていたい派」だと明かす一幕もありました。そんな親近感のあるキャラクターということで、その後も次々と自然なお芝居を披露したとのこと。

　塙さんが差し出すナゲットをひと口食べ、すっかり沈んだ状態だった麻生さんが目を大きく見開いて、おいしさに衝撃をうけるシーン。「うーん！」「あっ！すごい！何これ！」「ホントおいしい！」と、まるで人が変わったかのようなリアクションに、現場も大盛り上がり。また、すっかり元気になった麻生さんから、「はい、あ～ん」と“お返し”されるシーンで、監督から「食べた後は“寅さん”みたいな感じでデレデレしてください」と指示を受けた塙さんは、一瞬驚いてどうすべきか悩んだ末、照れながら「あ～ん」と口を開けて食べるという、塙さん渾身の“デレデレ演技”に、麻生さんもスタッフの皆さんと一緒に楽しそうに笑い声を上げたそうです。

出演者インタビュー

―マクドナルドのCMで初共演された感想は？
塙さん 「『男はつらいよ』」の“寅さん”こと渥美清さんは、僕が漫才をさせていただいている浅草東洋館出身のコメディアンなんですよ。あと、先日ナイツのライブをやった鎌倉の芸術館が松竹大船撮影所の跡地にあって、近所のお蕎麦屋さんへ行ったら、そこに山田洋次監督もしょっちゅう来られるんですよ、と伺いまして。そういうご縁に導かれて、今回の役もやるべくしてやったのかな、という感じです。あとは、とにかく麻生さんがかわいかったですね(笑)」

麻生さん 「すごく楽しかったです！塙さんとご一緒できて嬉しかったですし、とにかく“寅さん”の役がぴったりで、本当に素敵だなと思って、モニターをずっと見ていました。そして、今回の商品がとてもおいしくて、たくさん食べちゃいました(笑)」

塙さん 「麻生さんに食べさせてもらうシーンがあったんですけど、早く家に帰りたくて。その光景を思い浮かべながらご飯が食べられますよね(笑)。女性に『あーん』って、してもらう機会なんて、人生でもなかなかないじゃないですか。CMだからできるという。ありがたいですね(笑)」

―今回初共演ですがお互いの印象は？
塙さん 「僕は週にドラマを30本見るぐらいドラマ好きで、もちろん麻生さんが出ている(現在放送中の)朝ドラ『おむすび』も毎日見ていて、今朝も見てきたので、「うわー、すげえ！」と思って。撮影中も『おむすび』に(自分も)出ている感覚でした。『男はつらいよ』に出ている“マドンナ”役って、みんなかわいい人なんですよ。だから、“寅さん”が恋をしてしまうのが、本当にわかるというか。今日一日で麻生さんに完全に恋をして、撮影が終わる時に寅さんみたいになるんだなと思って、もう終わっちゃいました(笑)」

麻生さん 「塙さんと初めてお会いして、思っていたイメージとそんなに変わらなかったというか。実際にお会いしてみると、口数が少なかったりする方もいらっしゃるじゃないですか。塙さんは全然そんなことなくて、気さくに話しかけていただいて、すごく嬉しかったです。お会いできて光栄でした」

―スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリックを味わった感想と二人の推しの期間限定ソースを教えてください。
塙さん 「そのまま食べてもすごくおいしくて、香辛料がガツンと来るのに、ソースをつけてもくどくないというのがすごいなと思いましたし、ソースをつけるとさらにおいしくなるというか。僕は『コク深にんにくソース』が止まらなかったですね」

麻生さん 「何もつけないでいただいても本当においしくて、スパイスがいいですよね。シャキッとするというか。いい刺激を口の中で感じることができて、ずっとそのままで食べていられるというか。ソースは、両方ともおいしくて、どちらかを選ぶのは難しいですが・・・、今日の気分だと『コク深にんにくソース』でしょうか。でも『3種のチーズソース』も、深い味ですよね。チーズが食べたくなる日もあるし、気分でソースをチョイスできるのは、とても嬉しいです！」

―二人にとって、「大人はつらいよ」と感じるエピソードや経験を教えてください。
塙さん 「4年前に始めたYouTubeで、適当に回したご飯を食べている動画とかの再生数が伸びて、漫才協会の芸人たちと本気でやった企画の数字がまったく伸びない時は、大人はつらいなと思います(笑)。わざわざ会場を借りて、お金をかけてやったのに、誰も見てないなんて・・・、この苦労はなんだったんだろうって(笑)」

麻生さん 「見ます、私が見ます！」

塙さん 「ぜひ見てください。自分が面白いと思ったやつが意外と数字が伸びないとか、結構多いんですよ(笑)」

麻生さん 「私はもう、本当にお仕事が大好きなんですけど、朝早いのはすごく苦手で(笑)。特に冬の朝、まだ暗い時間に頑張って起きる時は、『あー私、これから働くんだ・・・大人ってつらいな』と思います(笑)」

塙さん 「今回の役柄そのままじゃないですか(笑)。じゃあ、これからの季節は嫌ですね」

麻生さん 「そうなんですよ。寒いんだから休みになればいいのに、という感じです(笑)」

―二人がこれまでに新年早々や新しい年を迎えたにもかかわらず、ついついため息をついてしまった経験は？
麻生さん 「大晦日の夜、どうしても縁起の良い初夢を見たくて、富士山とか、縁起のいいものを思い浮かべて寝るんですよ。それで、何の夢も見れずに朝起きた時、ため息をついています」

塙さん 「大体そうじゃないですか(笑)。見ようと思って(縁起の良い夢を)見たっていう人、ほとんど聞いたことないですよ」

麻生さん 「でも、見たくないですか？ とにかく私は富士山が出てきたらいいなと思って」

塙さん 「普段はあんまり夢を見ないんですか？」

麻生さん 「見る時は見るんですけど、簡単には見れなくて」

塙さん 「結構ぐっすり眠れているということじゃないですか(笑)。夢を見ている時って、あんまり寝れていないと言いますから、逆にいいことなんじゃないですか？」

麻生さん 「そっか、いいことだと思えばいいんですね。なるほど。じゃあ、ため息をつくことなかった(笑)」

塙さん 「僕は、亡くなった内海桂子師匠と、お正月に必ず浅草の商店街を練り歩いていたんですけど、そこで商店街の人から『頑張ってね』と、お年玉をいただいて、最後に師匠からもお年玉をもらうんですよ。それをお家に帰ってから開けて、師匠のお年玉が一番少なかった時、コンビで毎回ため息をついていましたね。『桂子師匠、こんだけかい！』って。それが毎年新年のお約束でした(笑)。でも、今はお年玉をあげる方になりまして。僕が入っている落語芸術協会は、前座さん全員に配る風習があるので、12月15日ぐらいから“ピン札”を用意してポチ袋に詰めて、正月に会った人に渡しています。でっかい紙袋にポチ袋を入れて、演芸場に着いて“今日は何人配るんだっけ”っていう。その作業が結構大変なんですよ」

麻生さん 「(笑)」

―二人にとって「許されるならやりたい・叶えたい願望」を教えてください。
塙さん 「漫才協会で、何かテレビ番組をやりたいというのは、昔からずっと言っていますね。漫才協会には200人ぐらいいて、結構メンバーも揃っているんですよ。漫才協会の師匠がテレビ番組をやりたいとか言うのは、ギャグみたいに思われていますが、本当にそれをやりたいんです。番組の打ち合わせとかでも『まぁ、そうですね』みたいな感じで毎回終わるんですけど、そろそろ漫才協会でも一つの番組が持てないかなと。テレビに出たことがない師匠たちを、一度でもいいからテレビに出してあげたいというか。結構皆さん、勘違いされるんですよ。舞台の上で死んで、最後まで舞台なんてかっこいいみたいな。実はみんなテレビに出たくてしょうがないんです(笑)。そういう売れたくてしょうがない人たちが舞台にうじゃうじゃいるので、CMや番組をやりたいという願望はずっとあります」

麻生さん 「そんな素敵なコメントの後にとても言いづらいですけど、私は、ずっと漫画を読んでいたいです(笑)。漫画を読んだり、ドラマや映画を見たり、自分の好きなことをやりながら、ベッドに入ってぬくぬくしたいですね。本当に、今回(出演したCM)のキャラクターそのものですが、自分の時間が普段あまりないので、そういう時間がほしいです」

―二人の2025年の抱負や、新しく始めたいことなどを教えてください。
麻生さん 「私はコンスタントにジムに通って、体をちゃんと鍛えたいです。やっぱり、ある程度筋肉がある方が日常も楽ですし、活動的になれるというか」

塙さん 「僕もちょうど同じ答えです(笑)。もう体力がなくなってきたので、エアロバイクを買ったんですよ。でも、2024年、1回もやらなかったんです」

麻生さん 「家だとやらないんですよ、だからジムに行かないと」

塙さん 「でも面倒くさいんですよね、ジムに行くの」

麻生さん 「そうなんです。でももう行くしかないんです。私も行くまでは『うー』ってなるんですけど、行ったらもうやるしかないので、2025年は、ジムに行きましょう(笑)」

―「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」ファンの皆さま、視聴者の皆さまにメッセージを。
塙さん 「今年も、スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリックと」

麻生さん 「コク深にんにくソースと3種のチーズソース、2つの期間限定ソースが登場します」

塙さん 「大人はつらいよ、といった時にも、黒胡椒とガーリックの刺激で元気になれる味わいです」

麻生さん 「大人のナゲットは、今だけだよ」

塙さん 「1月15日水曜日より、全国のマクドナルドで」

麻生さん 「今だけの刺激的な味わいのナゲットと2種類のソースを、ぜひお楽しみください」

※画像はイメージです。