フード

マクドナルドの「サムライマック」4年目で初リニューアル! 玉ねぎの仕様を変更、「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」が新登場~「ベーコントマト肉厚ビーフ」終売で、トマトトッピングの提供も終了

[2025/3/19 13:15]

 日本マクドナルドが、2020年4月に初登場し、2021年4月からレギュラー販売されている「サムライマック」と銘打った肉厚ビーフを使用したバーガーシリーズを初リニューアルし、レギュラー販売中の「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」に加え、新レギュラー商品として「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」を、2025年3月26日(水)から販売します。

 「サムライマック」は、“大人が満足する”バーガーを目指して開発され、肉厚ビーフの新レギュラーメニューとして楽しめるという商品です。食にこだわりを持つ大人に「これはまさに自分のための商品だ」と感じてもらえるよう、ビーフのおいしさを堪能できる肉厚ビーフパティの食べ応えと、炙り醤油風ソースを組み合わせた、和の味わいを楽しめる同社の自信作。

 今回、新レギュラー商品として登場する「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」は、厚みのある100%ビーフとたまごに、香ばしいソースが決め手の、ビーフとたまごのバランスが絶妙という一品です。なお、「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」の販売開始に伴い、現在レギュラー販売中の「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」は、3月25日(火)をもって終売となります。また、「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」の終売に伴い、トマトトッピングの提供も終了となります。

【参考】現在販売中の「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」税込570円/標準製品重量218g/エネルギー459kcal

 また、「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」の販売開始に併せて、「サムライマック」がレギュラー販売開始から4年目にして初のリニューアルを実施。より肉厚ビーフ、チーズ、特製のソースの素材を感じられ、味わいを楽しんでもらえるように、「サムライマック」の全商品に使用されているタマネギの仕様が現在のスライスオニオンから変更されます。

【参考】現在販売中の「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」はスライスオニオンを使用。税込580円/標準製品重量226g/エネルギー623kcal

 新TVCMでは、販売当初よりサムライマックのアンバサダーを務めている堺雅人さんが引き続き出演。“自分の殻をやぶれ。”というメッセージのもと、挑戦に前向きなサムライ姿の堺さんが、挑戦をためらうスーツ姿の堺さんの背中を押す内容となっています。一人二役を演じ分ける堺さんのやり取りに注目です。

 同社では「世界中から厳選された、つなぎを一切使用していない、マクドナルドのジューシーなビーフ 100%のおいしさをぜひご堪能ください」としています。

[新レギュラー]「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」

単品価格:570円(税込)~
バリューセット価格:840円(税込)~
販売期間:2025年3月26日(水)~レギュラー販売
販売時間:午前10時30分~閉店まで(24時間営業店舗では翌午前4時59分まで)

 香ばしく焼き上げられたつなぎの入っていない厚みのある100%ビーフと、たまごとシャキシャキのレタス、スモークベーコンとコクのあるホワイトチェダーチーズを加えた、満足感抜群という一品。

 香ばしくトーストした、けしの実を使用したバンズでサンド。にんにくのコクとたまねぎの甘さがあとを引くおいしさの香ばしい炙り醤油風のソースがビーフとたまごを包み込む、バランスが絶妙でボリューミーな一品としています。

[レギュラー販売中]「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」

単品価格:580円(税込)~
バリューセット価格:850円(税込)~
販売期間:レギュラー販売中
販売時間:午前10時30分~閉店まで(24時間営業店舗では翌午前4時59分まで)

 香ばしく焼き上げられたつなぎの入っていない厚みのある100%ビーフを2枚重ね、コクのあるチェダーチーズを2枚加えた、ビーフのおいしさを味わいつくせる、ボリューム満点という一品。

 香ばしくトーストした、けしの実を使用したバンズでサンド。にんにくのコクとたまねぎの甘さがあとを引くおいしさの香ばしい炙り醤油風のソースが、肉のうま味を引き立てる、思わずやみつきになる味わいとしています。

新TVCM「サムライマック『殻をやぶれ。』篇(30秒)」概要

サムライマック「殻をやぶれ。」篇 15秒

 「・・・本当はやってみたいことがあるんだろ?」とこちらを向き語りかけてくるサムライ姿の堺さん。サムライ姿の男の語りかけに対して躊躇っているスーツ姿の堺さんに、「自分の限界、自分で決めちゃってない?」と、挑戦することを勧めます。

サムライマック「殻をやぶれ。」篇 30秒

 2人が乗っている巨大な卵にひびが入り、“自分の殻をやぶれ。”というメッセージで、前向きに挑戦することへの後押しをします。殻がやぶれる演出の後に、「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」が映し出され、最後に前向きになったスーツ姿の堺さんが商品をおいしそうに頬張り、新レギュラー商品の登場を伝えます。

撮影エピソード

 スーツ姿の堺さんが、サムライ姿の堺さんに促され、新たな自分に挑戦する様子を印象的に描いた本CM。一人二役を演じる堺さんが立つのは、空想上の「巨大な卵の上」です。その巨大な卵は設定上、都会の高層ビル群と同じ高さということで、そこで流れている風をできるだけリアルに再現するため、送風機を使って人工的な強風を再現。ゴウゴウと大きな音がして、髪がなびき、ネクタイも後ろに流れるような風が吹く中、「よーい、スタート!」の声がかかると、堺さんは瞬時に役柄に集中。表情を変えずに「…でも…」とつぶやきながら、前に出ようとしてもなかなか出られないネガティブな心の葛藤を、ファーストテイクからリアルに演じていたとのこと。

 新商品「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」の食べカットでは、「新しい自分への飛翔感」を表現する撮影手法として、巨大なクレーンを使用。上から大きく回り込んだカメラが引き上げられていくカメラワークで、堺さんの表情を捉えるダイナミックな撮影が行なわれ、監督からは事前に「空を見上げるように、上向きで食べてください」とオーダー。ところが、飛翔感を強調するために、撮影中も強風の演出があるため、最初はなかなか自然体で食べることができなかった堺さん。そこで、どうすれば監督が求める映像が撮れるのか、堺さんを含む撮影チーム全員であれこれ意見を出し合い、その後、何度もテイクを重ねて、微調整を繰り返しながら、ついにすべてが自然体の食べカットの撮影に成功。監督の口から「OK!」が出た瞬間、スタッフから盛大な拍手が湧き起こったそうです。

 サムライ姿のシーンでは、2022年に放映された「新年を迎えるサムライたちへ」篇と同じ衣装で撮影に臨んだ堺さん。当時に比べてわずかに伸びた髪が、サムライとして前回以上の風格をまとわせていた印象ですが、本人曰く「サムライ姿はすごく馴染んでいて違和感がない」のだとか。その証拠に撮影の合間、優雅に舞を踊るような仕草も披露するなど、とてもリラックしている様子だったとのこと。スーツ姿の堺さんに「自分の限界、自分で決めちゃってない?」と問いかけるシーンは、殻をやぶる心の葛藤を表現するため、回転台の上で収録。撮影にあたって監督から「回転しながら、スーツ姿の自分自身と目線を合わせてください」という難しいオーダーを受けましたが、すぐに感覚をつかみ、見事に演じ切った堺さんの集中力と表現力に誰もが魅了されたそうです。

 サムライ姿で「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」を食べるシーン。ここではスーツ姿で食べるシーンと逆の構図で撮影すること(クレーンで降下していくカメラワーク)で、不安な自分から自信を持つ自分へ変化させていく雰囲気を演出。スーツ姿の食べカットでは、入念な打ち合わせと、本番での微調整を重ねた上で、完璧な演技を見せた堺さん。今回はその応用編とも言えるシーンでしたが、監督が思い描く理想の食べカットを即座に表現して、見事一発OKを獲得したそうです。

出演者インタビュー

― サムライマックの新CM撮影の感想は?
堺さん 「今回は二役ということで、二役って大変なんだと改めて思いました」

― 一人二役を演じる時の気持ちの切り替えが大変だったということでしょうか?
堺さん 「気持ちの切り替えというよりも、主に衣装や髪型の切り替えですね。私だけじゃなく、みんなで大変な作業を一日がかりでやるという。カメラもまずはスーツ姿のシーンを撮った後、もう一回同じセッティングでサムライ姿のシーンを撮らないといけないし、その後に合成もあるので、結構手間暇かかるんだな、朝から晩までかかることなんだなと。産みの苦しみという感じでした」

― 久しぶりにサムライマックのCMで披露したサムライ姿はいかがですか?
堺さん 「久しぶりでしたか。すごく馴染んだ感覚があるので、『ただいま』という感じです(笑)」

― 新商品「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」を食べた感想は?
堺さん 「贅沢だなと思いました。たまごもあって、ベーコンもあって、ビーフもある。それぞれ主役級の味がドンとあって、それでいて喧嘩していない。素晴らしいなと思いました。食べながら、『あ、贅沢だな、これは』と思いながら、いただきました」

― CM撮影でたくさん食べていましたが、お腹いっぱいですか?
堺さん 「まだまだ食べられますね!」

― 今回のCMで、挑戦に前向きな考えのサムライと、挑戦をためらうちょっとネガティブな考えの現代人という二人のキャラクターを演じましたが、普段の堺さんはどちらの役柄に近いのですか?
堺さん 「面倒くさいなと思う自分と、なんか楽しいことやりたいなと思う自分がいるので、8対2で面倒くさいなと思う方が勝っているかな(笑)。いや、8割じゃないな、9割…9割5分、いや、9割9分このままでいいよという自分と、ちょっとだけ何かを変えてみようという自分がいます。だから、挑戦をためらう自分がほとんどですね」

― いつもの同じルーティンというか、変わらぬ日々の方が好き、という感じでしょうか?
堺さん 「そうですね。退屈だなと思うぐらいが、僕はちょうどいいと思っているので。でも、それを時々自分で変えていくというよりは、周りが変えてくださるというか。たとえば、こういうサムライの衣装も普段は着ないじゃないですか。こんな自分をあまり見ることがないので、人から言われること、オススメされたことに乗るというか、勧められたメニューを食べてみる。そういう受け身の姿勢でいくと、ちょっとずつ自分が変わっていくのかなという気がします」

― 「自分の殻をやぶれ。」というCMのコピーにちなんで、これまでの人生を振り返って、「あの時の自分は殻をやぶったな」と思う出来事はありますか?
堺さん 「お芝居を始める時ですね。大学を中退して、お芝居で食べていくという時、誰も周りで賛成していなかったので、そういう意味で言うと、殻を打ちやぶったというか、なんか無茶をしたというか。本当に今、生きててよかったなという気がします(笑)」

― 2021年に新レギュラーメニューとして全国登場した「サムライマック」のアンバサダーとして4周年を迎える堺さんですが、今年で◯周年など、長く続けていることは?
堺さん 「タバコをやめて20年ぐらいになるんじゃないですかね。もしかしたら、そんなに経っていないかもしれません。ちょこちょこ役で吸うと、戻っちゃうんです。昔はよくタバコを吸う役があったもんですよ。それでせっかくの禁煙がまた戻ったりしたものです。禁煙を始めた当初は、なかなか続かなくて。良い意味でも悪い意味でも、慣れちゃうので、あんまり習慣を変えたくないというか。それは自分で殻を打ちやぶりましたね。今吸ったら、今までの努力が全部無駄になるんだと、毎日自分に言い聞かせたり、ゆっくり呼吸したり、いろいろな方法で我慢した記憶があります。あ、そうだ、思い出してきました。そうだ、そうだ。あれはつらかったなぁ(笑)」

― 「自分の限界、自分で決めちゃってない?」というセリフにちなんで、最近「もう限界だ!」と思った出来事は?
堺さん 「僕はしょっちゅう限界を迎えるというか、ちっちゃい頃から、もう限界だなと、割とすぐに思う人間でした。マラソンをやろうと思って走った時もそう思いましたが、限界だと思っても、ちょっとずつ人の体は慣れていくので、ちょっとずつ限界を伸ばしていくというか。でも、普段から口癖のように『あ、もう限界だ』と言います。夜中の撮影とか、すぐ言いますよ。『もう限界だ、眠い』って(笑)。最近は本当に労働環境も良くなりました。昔はもっと大変だったじゃありませんか。良い時代になったなと思います」

― 視聴者へのメッセージをお願いします。
堺さん 「皆さんこんにちは、堺雅人です。あの『サムライマック』が殻をやぶります!たまごと肉とベーコンにチーズと、満足感抜群の『炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ』が、『サムライマック』から新レギュラーとして登場します。今回僕の役は一人二役で『自分の殻をやぶれ。』というメッセージとともに『サムライマック』の新たなスタートを伝えるCMとなっております。大好評の『炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ』とともに、3月26日(水)から全国のマクドナルドで、新・本格和風味サムライマックのレギュラー2品をお楽しみください!」

[古川 敦]