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【食レポ】三枚でどうだ! 吉野家「鰻重」、新登場の三枚盛を食べてみた

[2015/6/3 06:00]

 吉野家の夏季限定商品「鰻丼」が「鰻重」としてリニューアル。鰻が一枚の「一枚盛」、二枚盛られた「二枚盛」、そして今年から新たに鰻を三枚盛った「鰻重三枚盛」が登場した。

 お値段は一枚盛が750円、二枚盛が1,150円、三枚盛が1,650円と、三枚盛は価格的にも豪華。実際、その差はいかに。

 重箱に盛りつけられる店舗で食べた方が絵的にはおいしそうに撮れると思うが、吉野家店内で3つを頼んで撮影すると店の迷惑になるのでテイクアウトで比較してみました。

新登場の三枚盛である。敷き詰めるのにごはんの面積が足りず、鰻が二段重ねになっている
鰻重 一枚盛。フタを開けると鰻とタレの甘く香ばしいかおりが開放される。美味しそう。
鰻重 二枚盛。ご飯が隠れるほどの鰻が盛られている。とても美味しそう。
そして鰻重 三枚盛。しっかりとした鰻が三枚も乗っている姿は壮観で、ご飯からはみ出して鰻の上に鰻が盛ってある。はやく食べたい。
一枚盛、二枚盛、三枚盛と並べてみると、それぞれのボリュームがお分かりいただけると思う。
一枚一枚に厚みがあるので、「二枚で十分ですよ!」と思えてしまう量だ。

 実際に「鰻重 三枚盛」を食べてみた。

 ふっくらジューシーな鰻が甘いタレとからんでウマい。ぶっちゃけ、予想していたよりも立派な鰻だった。ご飯にもタレがかけられていて、タレの味も十分味わうことができる。

 新登場の三枚盛で気になるのはまずボリュームだが、鰻三枚という量は見た目以上に多く感じられた。

 ふつう、鰻丼や鰻重を食べる時は、鰻とごはんの配分につねに気を配るもの。それでも「このタレの染みたごはんがまたうまいんだよね~」とタレごはんのみを味わう局面が必ずどこかであるものだ。しかし、三枚盛では鰻の配分に気を配る必要はなし。常に全力で鰻を食してもごはんだけを味わうスキがないほどだ。

 自宅で食べる時は、丼に盛りなおして、ご飯の中にも鰻をしのばせる「二段重」にしても楽しめそうだ。

 というわけで三枚盛、鰻を心ゆくまで堪能したいという方にはたまらない一品となっていました。

[成相 功]