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【食レポ】パリのパティシエとのコラボは伊達じゃなかった! エクセルシオールカフェの大人スイーツを食す

[2015/6/10 09:36]

 エクセルシオールカフェは、パリ7区に「MORI YOSHIDA」を構え、オーナーパティシエとして活躍する吉田守秀さんとのコラボスイーツを販売しています。6月4日からは、第ニ弾のスイーツ3種の提供を開始しました。

 コラボスイーツ第二弾商品のラインナップと価格は、ライムとレモンの香りが特徴な「タルト・シトロンヴェール」530円、パッションフルーツを使用した「シブーストパッション」560円、エクレアとビターチョコレートの間にチョコクリームを挟んだ「エクレアショコラ」460円(価格はいずれも税込み)。

 今回はパソコンパーツやメイドカフェが林立するエクセルシオールカフェ秋葉原中央通り店に足を運んでみた所、周りのお店が営業する前の時間帯とあって店内が空いていたので、お店の中でいただくことにしました。


エクレアショコラ(左)、タルト・シトロンヴェール(右奥)、シブーストパッション(右手前)。


周囲のお店は開店前で空いていたので、店内でいただくことに。


 早速実食してみると、エクレアショコラは、柔らかで甘みの強いチョコクリームと、パリッとした食感の苦味あるチョコレートの味わいの違いと食感の違いが良く、酸いも甘いも知った大人スイーツな味わいです。

エクレアショコラは、ビターチョコレートの存在感が大きな一品。


エクレアとビターチョコレートの間にあるクリームと合わせてエクレアの中にもクリームたっぷりです。


 シブーストパッションは、クレームパッション部分とシブースト部分はさっぱりとした甘みを感じる一品で、中に潜んでいるパッションフルーツのコンフィチュールが出てくると、
しっとりとした甘みを感じ、底に仕込まれたパイ生地のサクサク感も歯ざわりが良い一品です。


シブーストパッションは柔らかな感触のスイーツで


中にはパッションフルーツのコンフィチュールが仕込んであります。


 タルトシトロンシベールは、商品名にシトロンと名前がつく通り、柑橘類ならではの爽やかな香りやスッキリとした酸味が効いてさっぱりと美味しい。

 シトロンベール単体ですと「酸味が強いかも?」と思えるところですが、そこはさすがパリのパティシエとのコラボ商品。トッピングされたメレンゲと合わせていただくと、酸味がいい感じで緩和されてほどよい酸味へと変化します。底に仕込まれたビスケットのような食感の生地もザクザク食感で美味しい。


タルトシトロンシベールは、爽やかな味わいのケーキとメレンゲをトッピングしたケーキ


メレンゲとシトロンベールを合わせて頂くと相性抜群です。


 正直な所、チェーン系のスイーツは微妙な味わいの商品が多く、「パリの技とコラボしたといっても微妙な味わいなのでは」と思っていましたが、いざ実食してみて印象は一変。

 エクレアショコラのように苦味と甘味を組み合わせた大人スイーツの味わいや、柑橘類の酸味とまろやかなメレンゲの組み合わせと舌触りが良いタルトシトロンベールなど、どこかのパティスリーのケーキのような複雑な味わいのスイーツがチェーンのカフェ店舗で食べられることにびっくりしました。


今回酸味や苦味が強いケーキを頂く事を考えて、円やかな味わいのソイ・ラテを注文しましたが、牛乳のようにべたつかず、すっきりした味わいのソイ・ラテは相性抜群でした。


 エクセルシオールカフェのコラボスイーツ企画は現在第二弾。次回の第三弾の商品も気になるところです。エクセルシオールカフェに行く機会があったら、スイーツ好きはお試しあれ。

[池延大栄(大帝オレ)/ネタとぴ編集部]