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【食レポ】さっぱりと美味しい松屋のプレミアム山形だし牛めし。ジメッとした梅雨明け前に駆け込んで喰らいたい一品

[2015/7/3 07:00]

 松屋では、7月2日に「プレミアム山形だし牛めし」の提供を開始しました。「プレミアム山形だし牛めし」は、通常の牛めしに加えて、きゅうり、なす、みょうが、ねぎ、青しそ、昆布などを細かくきざみ、醤油などであえた「山形だし」をトッピングしたもの。夏にはさっぱりと美味しそうな一品です。


今回松屋より新発売の山形だし牛めしは、松屋秋葉原店でいただきました。


松屋秋葉原店の最寄り出口は、電気街口の反対側にあります昭和通り口なので、中央通沿いの秋葉原中央通り店よりも混雑具合は緩やかです。



 店内に移動して食券コーナーを見ると、プレミアム山形だし牛めしはミニ、並、大盛り、特盛りの4種類。今回は並盛りを選択し、席に移動して水を飲みながら待つこと3分ほどでプレミアム山形だし牛めしが運ばれてきました。


プレミアム山形だし牛めしは計4種類サイズ違いがあり、ミニサイズが480円、並サイズが530円、大盛りサイズが670円、特盛りサイズが780円です(価格は全て税込み、以下同様)。


プレミアム山形だし牛めし到着までは水を飲んで待ちます。


プレミアム山形だし牛めしは店内でもしっかりと訴求され、牛めしの他に山形だし単品150円と、山形だし冷やっこ180円もラインナップされています。


プレミアム山形だし牛めしは、松屋特製の黒胡麻焙煎七味と味噌汁が付いてきます。


 プレミアム山形だし牛めしは、通常の牛めし部分とだしがかかった部分が分かれていたので、まずはそれぞれを混ぜない状態でいただきました。

 だしの部分は、さまざまな野菜を刻んで醤油などで味付けをした一品とあって、さっぱりとほどよい歯ごたえ。塩気も強めなのでご飯がすすむ味わいです。牛めし部分は普段の牛めしと同様に、甘味と塩気がいい塩梅で味付けが成され、こちらもご飯が進みます。


山形だしは様々な野菜の食感と塩気が強く効いてご飯がすすむ味わい。牛めし部分は甘い味付けでこちらもご飯が進みます。


 次に牛めしと出汁を合わせて頂いてみると、甘く味付けされた牛めしと合わせて食べることで、だしを単品で食べた時よりも塩気を感じにくくなり、たいへん食べやすいのが特徴的です。また、付け合せの味噌汁は、味の濃い目の丼ものに合わせて塩気控えめなのも好印象です。


塩気強しな山形だしと、牛めしの牛肉の部分を一緒に食べてみると、いい塩梅の塩気に変化しました。


味噌汁は比較的塩気が控えめで、味濃いめのプレミアム山形だし牛めしとの相性抜群です。


 だしと牛肉を混ぜて食べると味わいがしっかり混ざり合って美味しいのですが、さらに添えられた黒胡麻七味をかけると、冷たくさっぱりとした味わいと合わせて痺れる爽快感がプラスされて、ジメッとした夏にぴったりな美味しさです。


無作法かもしれませんが、牛めしと山形だしは混ぜて食べるのがおすすめ。


 黒胡麻七味はさりげなく添えられていて、使わない人も多いと思われます。黒胡麻七味の存在をプレミアム山形だし牛めしのPOPで協調されていたら、多くの方々がさらに美味しく山形だし牛めしが食べられるのではないかと、少しもったいなさを感じました。


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松屋特製の黒胡麻焙煎七味をかけて頂くと、後味の爽快感が増して、ジメッとしたこの時期はとくに美味しく感じられます。


 そして、プレミアム山形だし牛めしは夏にぴったりな美味しさだけではなく、山形だしについては、化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料は不使用とのこと。お手軽価格でも、体に良いものを食べたい方にオススメしたい一品です。

[池延大栄(大帝オレ)]