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【食レポ】やよい軒の「温野菜の豚しゃぶ定食」は豚肉と根菜で食べごたえはしっかり、カロリー490kcalのヘルシー定食

[2015/9/14 03:10]

 定食レストラン「やよい軒」が、野菜たっぷりでヘルシーかつ、根菜類を使用する事で食べごたえがしっかりと感じられそうな期間限定メニュー「温野菜の豚しゃぶ定食」を9月8日(火)に発売を開始しました。税込価格は790円。

 また、やよい軒では9月1日(火)から、定食・朝食のごはんを十六穀米に変更できるサービスをスタート。新発売の「温野菜の豚しゃぶ定食」のご飯は十六穀米なので、ビタミンや鉄分不足な方にはうってつけな定食かもしれません。

 今回は、先日「ステーキミックス定食」を食べに訪れた「やよい軒巣鴨南口店」を再び利用しました。

巣鴨駅南口の歓楽街エリア近くにある巣鴨南口店

 お店に入って食券売機を見ると、新メニューの「温野菜の豚しゃぶ定食」はおすすめメニュー内にあります。

「温野菜の豚しゃぶ定食」は、券売機の画面のやよい軒おすすめメニュー欄にあります

 席に移動して「温野菜の豚しゃぶ定食」ができるのを待つ間にメニュー表を見ると、秋の期間限定食品は今回注文した「温野菜の豚しゃぶ定食」のほか、9月15日(火)に提供を開始する「さんまの塩焼き定食」も合わせて予告されていました。

 「温野菜の豚しゃぶ定食」のご飯は十六穀米ですが、9月1日から通常メニューの定食・朝食でも、十六穀米が選択可能になった旨が記されたPOPがありました。なお、十六穀米はおかわりができません。

9月開始の期間限定メニューは「温野菜の豚しゃぶ定食」だけでなく、9月15日からの「さんまの塩焼き定食」も
9月1日から定食・朝食で十六穀米が選択可能に

 注文して10分弱ほどで、「温野菜の豚しゃぶ定食」が運ばれて来ました。お吸い物は、ほどよい塩気とわかめの食感が印象に残ります。小鉢に入ったひじき煮は甘辛い味付け。

 とろっとした和風あんのかかった豆腐ハンバーグは、柔らかな豆腐の食感と合わせて、カリッとした大豆が仕込んであることで食べごたえを感じます。「温野菜の豚しゃぶ定食」ではご飯は十六穀米になっていますが、さまざまな固い食感の雑穀が混ざりあうことでしっかり噛んで食べようと意識し、食育にも良さそうな一品です。

ほどなく「温野菜の豚しゃぶ定食」が目の前に
お吸い物はほどよい塩気と、わかめの食感が印象に残ります
ひじき煮は甘辛い味わいで、お吸い物と合わせていただくのがオススメ
和風あんがかかった豆腐ハンバーグは、豆腐とともにカリッとした大豆が仕込んであり、食べごたえ十分
十六穀米は固めな食感の穀物が入っていることで、しっかりと噛んでご飯を食べようと意識が向きます

 メインの温野菜の豚しゃぶは、豚しゃぶ部分の豚肉は良い肉を使っているのか、肉の旨味が濃厚で美味しいのですが、温野菜に対して肉の量が少ないように感じます。

温野菜の豚しゃぶは、豚肉の旨味が濃厚で美味しいのですが、野菜に対して肉の量が少なめ

 素のまま温野菜の豚しゃぶを食べ進めていくのも味気ないので、ポン酢のように酸味が効いたタレと共に食べ進めていきます。肉の量については、実際食べてみても「もう少し量が多かったら」という物足りなさを感じましたが、温野菜は葉物野菜と合わせてさつまいもやれんこんなどの根菜が入っていることで、全体としては満足感が得られました。

旨味の濃い肉とさっぱり酸味が効いたタレとの相性は抜群
酸味が効いたタレとシャキッとした野菜と合わせると、目の覚めるような酸味をしっかり感じます
肉少なめながら、さつまいもやれんこんなどの根菜類があるため、全体としては食べごたえ十分

 「温野菜の豚しゃぶ定食」は細かい部分までしっかりと考えられた定食で、ヘルシーかつ食べごたえも十分なのが嬉しいメニューです。その半面、目で見てわかる肉の少なさが寂しい印象はやや気になりました。

「温野菜の豚しゃぶ定食」は肉が少なめということもあり、後発のさんまの身を一尾まるまる使った「さんまの塩焼き定食」が気になります

 食べてみたらしっかりと満足度が高い「温野菜の豚しゃぶ定食」ですが、カロリーは490kcal。日々の食事の中で野菜不足を感じている方はもちろん、カロリーを抑えてバランス良く食べたい人にも向いています。また、雑穀米やさまざまな歯ごたえの食材を使った定食ということで、歯で物を噛みしめる喜びを感じながら食事を楽しみたい方にもオススメです。

[池延大栄(大帝オレ)]