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【食レポ】料理の鉄人・陳建一さん監修! ミスタードーナツ「misdo 陳式四川」の担々麺、野菜麺、炒飯を食す

[2015/10/17 13:40]

 ミスタードーナツの飲茶メニュー“ミスター飲茶”の新シリーズ「misdo 陳式四川(ちんしきしせん)」が9月末から提供開始されました。麺4種、炒飯1種が2016年3月までの期間限定で楽しめます。

 「misdo 陳式四川」は、料理の鉄人・陳建一さん監修のもと、食材の食感やスパイス、風味、隠し味にまでこだわって開発したというシリーズです。今回発売される期間限定商品は、とろとろ肉味噌担々麺486円、七種の野菜麺486円、帆立だし五目炒飯486円、四川辣油 麻婆豆腐麺486円、香味 海老湯麺486円の計5種類(価格は全て税込み)。

 今回は芝麻醤やラー油、醤油を合わせたスープに肉味噌をトッピングした「とろとろ肉味噌 担々麺」、7種類の野菜とチキンスープで楽しむ「七種の野菜麺」、帆立でダシをとったスープで炊き上げたご飯を使った「帆立ダシ 五目炒飯」を秋葉原やラブライブ!聖地からも近い、「ミスタードーナツ 淡路町ワテラス店」で食べてみることに。

今回はラブライブ!聖地の昌平橋や神田明神からも近い「ミスタードーナツ 淡路町ワテラス店」へ。なお、秋葉店では飲茶メニューは提供していません
店内でも大きな立て看板で「misdo 陳式四川」をばっちりアピール

 最初に食べたのは品名の通り、野菜の存在感が大きな「七種の野菜麺」。「七種の野菜麺」は、ほどよく塩がきいたチキンスープとたくさんの野菜が楽しめる一品で、細くシコシコとした食感の麺との相性バツグンです。

七種の野菜麺は商品名のとおり野菜たっぷり、さらにチキンのダシが効いたあっさりとした味わい
麺は細めのシコシコ食感のものを使っています

 その後、秋葉原近くで予定を済ませた昼下がりに、再び淡路町ワテラス店へ。注文したのは「帆立ダシ 五目炒飯」。「帆立ダシ 五目炒飯」は具のエビのプリプリ感と、チャーシューの肉々しさもさることながら、米の一粒一粒にしっかりとホタテのダシが染みこんで旨みたっぷり。パラパラ食感で食が進みます。

帆立スープで炊いたごはんを使った「帆立ダシ 五目炒飯」
「帆立ダシ 五目炒飯」は、エビのプリプリ感、チャーシューの肉々しさの後に炒飯からしっかり帆立の旨味を感じます

 〆に「とろとろ肉味噌 担々麺」を注文。「とろとろ肉味噌 担々麺」は、陳建一さん経営の「陳建一 麻婆豆腐店」で食べた麻婆豆腐と同じような、ヒリヒリする辛さと痺れる辛さのバランスが良い本格的な一品。スープは非常に美味しいのですが、「七種の野菜麺」と同じ細麺が使用されていることもあり、ハッキリとした味わいのとろとろ肉味噌担々麺の麺としてはやや力不足な印象。もう少しコシの強い麺なら、さらに食感も楽しめそうです。

ごまの風味と食感が楽しめる芝麻醤を使った「とろとろ肉味噌 担々麺」
「とろとろ肉味噌 担々麺」は、刺激的な辛さと痺れる辛さの両方を感じる本格中華の味わい。麺がスープに対して力不足なのが玉にキズ

 ドリンク類は、コーヒー、ジュース、ドーナツとの相性の良いミルクまでいろいろありますが、飲茶メニューと一緒に楽しむなら、やはり鉄板のウーロン茶が一番です。

飲茶メニューにはウーロン茶の組み合わせが1番!

 今回、料理の鉄人・陳建一さん監修「misdo 陳式四川(ちんしきしせん)」シリーズから、「七種の野菜麺」、「帆立ダシ 五目炒飯」、「とろとろ肉味噌 担々麺」を食べてみました。

 特に、とろとろ肉味噌担々麺からは陳建一さんの店「陳建一麻婆豆腐」で食べた麻婆豆腐のような調味料の妙技を感じとれました。一流の料理人が監修すると、チェーン店であっても美食寄りな一品が楽しめ、ファストフードだからといってあなどれない味に仕上がっています。次回の陳建一コラボにも期待したいところです。

 余談ですが、食事を終えて神田明神へ足を運んでみると、今まで足を運んだ時には見ることができなかった御神馬が境内で過ごしており、運が良ければラブライブ!2期1話のシーンが楽しめます。

お店が淡路町ワテラスとラブライブ!聖地にも近く、運が良ければ神田明神でラブライブ!2期1話で出てきた馬が境内で過ごしていることも

 ラブライブ!の聖地以外にも、今回利用した「ミスタードーナツ 淡路町ワテラス店」近くにはシュタインズ・ゲートの聖地もあり、聖地巡礼の際の食事どころとして押さえておきたいお店です。

[池延大栄(大帝オレ)]