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東日本と西日本で味付けが異なる、やよい軒の「すきやき定食」~東日本バージョンはとにかくご飯が進む、濃いめの味付け

[2015/12/1 11:59]

 プレナスが運営する定食レストラン「やよい軒」では、11月5日から期間限定メニューとして「すき焼き定食」の販売を開始しました。すきやき定食は税込み890円とリーズナブルな価格。

 今回は、須田町1丁目交差点前の「やよい軒 神田北口店」を利用しました。

今回は須田町1丁目交差点近くにある「やよい軒 神田駅北口店」を利用

 11月中旬から販売を開始した「豆腐チゲ定食」850円もあり、少し迷いましたが初志貫徹ということで「すきやき定食」を注文しました。

11月限定販売された商品は今回食べようと思ったすきやき定食の後に豆腐チゲ定食が続いて販売が始まりました

 注文後10分ほどで届いた「すきやき定食」は、メインのすき焼きや玉子のほか、みそ汁とご飯がセットになっています。ご飯は白米と十六穀米が選べますが、今回は白米を選択。白米はおかわり自由です。

すきやき定食にはすきやきと玉子のほか、みそ汁とご飯がセット

 メインのすき焼きは肉、野菜、そしてうどんがたっぷり投入されています。まずは肉を玉子にくぐらせて食べてみると、脂身よりも赤身部分が多いのか、さっぱりハリのある食感を感じます。

 その後、しっかりと甘辛いタレの風味が染みこんだうどんを食べてみましたが、タレが濃い目なこともあって、味が染み込みにくい野菜からもしっかりと甘辛いタレの味わいを感じます。

メインのすき焼きは肉や野菜にうどんが入った具だくさんな一品
玉子にくぐらせて肉から食べてみると、程よいハリを感じるさっぱりとした肉が使われています
うどんには甘辛いタレの味わいがしっかりと染み込んでいます
甘辛いタレは濃い目なこともあって、味が染み込みにくい野菜にもしっかりとタレの風味を感じます

 メインのすき焼きと一緒についてくるご飯は、固めな炊き加減で、汁気の多いすき焼きとの相性ぴったり。みそ汁はメインのすき焼きの甘みが強く感じられることもあって、ふだん以上に塩気が強く感じられ、ご飯が異常な速さで進みます。

ご飯は固めな炊き加減ですき焼きとの相性はばっちり
すき焼きの甘みが強いことでみそ汁の塩気がより強く感じられ、ご飯が進みます

 「すきやき定食」は、ハッキリした甘味と塩気が感じられる定食とあって、ご飯が進みます。食材によって味の染み込み方に差があることから、比較的味が染み込みやすいうどん、ネギ、豆腐、葉物野菜を先に、味が染み込みにくいお肉や白菜の芯の部分を最後に食べるのがおススメです。

 やよい軒の「すきやき定食」は、地域の嗜好性に合わるために東日本は醤油の香りがたつ甘さを抑えたすっきりとした味付けに、西日本は甘みのある醤油でまろやかな味に仕上げてあるとのことで、機会があれば同じような説明書きのある味の差を体感するべく、それぞれ異なる地域で同じメニューの食べ比べを行ってみたいと思います。

[池延大栄(大帝オレ)]