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【食レポ】うな重としてもだし茶漬けとしても楽しめる、なか卯の「うなまぶし」

[2016/5/25 12:41]

 「なか卯」では、特製ダレで付け焼きを3度繰り返したふっくらとした食感のうなぎの蒲焼きを使った「うなまぶし」を5月11日に発売しました。

 今回発売された「うなまぶし」シリーズの商品は以下の通り(価格は税込み)。

・「うなまぶし」 890円
・「特うなまぶし」 1,290円
・「うな重」 790円
・「特うな重」 1,190円
・「うな重+小うどん冷やし」 930円

 「うなまぶし」は最初はうな重として、後からだし茶漬けとして楽しめる仕様とあって、どのように味わいが変化するのか楽しみな一品です。今回は、「なか卯 神田須田町店」に行ってきました。

うな重としてもだし茶漬けとしても楽しめる「うなまぶし」を食べたのは、「なか卯 神田須田町店」

 今回は一番ベーシックな「うなまぶし」890円を注文。「うなまぶし」にはうな重のほか、お茶漬け用のぶぶあられ、だし茶漬けとして楽しむ際に使う和風出汁、さっぱりとした塩気のお新香がセットになっています。

「うなまぶし」はうな重に、お茶漬け用のぶぶあられ、和風出汁、お新香がついています

 メインのうな重には小ぶりながらも厚みのあるうなぎの蒲焼きが使われています。

小ぶりながらも厚みのあるうなぎの蒲焼きが使われています

 メインのうなぎの蒲焼きは脂が乗ってふっくらとしたうなぎの身に甘辛い味つけがなされて美味しく、ご飯はだし茶漬けとして楽しむことも考慮して固めに炊かれています。

ふっくらとしたうなぎは脂が乗って甘辛い味つけがなされて美味しく、ご飯はだし茶漬けとして楽しむことも考慮して固めに炊かれています

 続いてだし茶漬けとしてうなぎを楽しむために、小鉢にうなぎの蒲焼き、ご飯、薬味を投入。続いて温かい和風出汁を器の中に注ぎ入れて食べてみることに。

うな重として楽しんだ後は、だし茶漬けとして楽しむため、小鉢にうなぎの蒲焼き、ご飯、薬味を投入
器の中に具材を投入したあとは、熱々の出汁を器の中に注ぎ入れます

 出汁を注いだことで、うなぎの蒲焼きの脂の味が和らぎ、出汁の旨味がプラスされます。固めに炊かれたご飯は出汁との相性は抜群で、「うなまぶし」はうな茶漬けで食べるのが一番美味しい。

出汁を注いで、うな茶漬けとしていただきます
出汁を注いだことでうなぎの蒲焼きの脂が和らぎ、旨味はさらにプラス。固めに炊かれたご飯との相性抜群

 今回はうな重とうな茶漬けを同時に楽しめる、「うなまぶし」を楽しみました。

 食べ方としては「ひつまぶし」に似ていますが、刻んだうなぎの蒲焼きを使っていない点に違いがあります。刻んだうなぎではないので、見た目にも「うな重」らしく、うな茶漬けとしても楽しめるオリジナル商品とあって、美味しさだけではなく料理の見た目や提供方法にこだわりを感じました。

 ビタミンたっぷりで美味しい「うなぎ」をさっぱりと楽しめる「うなまぶし」は、暑くなるにつれて食欲が減ってスタミナが欲しい時にオススメのメニューです。

[池延大栄(大帝オレ)]