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くら寿司は寿司屋なのか!? 揚げたて「シャリカレーパン」とお米から作った「シャリコーラ」を同時発売

[2016/7/26 15:17]

 回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションが2016年7月29日に、カレーとシャリを混ぜ合わせた「シャリカレーパン」と、お米由来の素材を使用した世界初となる炭酸飲料「シャリコーラ」を発売します。

シャリカレーパン

 「シャリカレーパン」の価格は150円(税抜)で、テイクアウトもできます(一部店舗では不可)。「シャリコーラ」の価格は180円(税抜)で、持ち帰りできます。

シャリコーラ

シャリカレーパン

 累計300万食突破の「シャリカレー」シリーズの第3弾。パンの販売は、大手回転寿司チェーンで初の取り組みとのことです。

 約5年前から「揚げたてパン」販売を構想し、くら寿司らしい、オリジナリティの高いパンの開発を目指していたそうで、揚げたてパンとシャリカレーを組み合わせた「くら寿司独自の揚げたてパン」の開発に着手。約1年間かけて、専用カレーなどの開発などを行い、揚げたてパンとシャリ、カレーを組み合わせた「シャリカレーパン」の発売に至ったとのこと。

 半分にカットしたパンを表面だけ揚げることで、サクサクとした食感を実現し、新開発したカレーとシャリを混ぜ合わせて、くら寿司ならではのカレーパンに仕上げたそうです。パン、カレー、シャリ全て四大添加物無添加です。

 なお、店内で手作りするため平日は1日30個、土日祝日は1日60個限定での販売です。

シャリコーラ

 同社が10年前の米国進出の際に、海外でのコーラ人気を目の当たりにし「くら寿司らしいオリジナルコーラ」を構想。研究開発の結果、「お米」を使ったコーラにたどりついたそうです。

 「体にやさしいコーラ」として、「米麹」に着目。さらに、オリジナル「米酢」を隠し味にしたことで、お米の自然由来の優しい甘みと、まろやかな口当たりを実現し、爽やかな酸味も感じられるオリジナル炭酸飲料が完成したとのこと。

 米麹から作られる甘酒には、体内で合成できない「必須アミノ酸」全9種が入っており、夏バテや美容効果や疲労回復への期待から、注目が集まっています。

 京都の老舗酒蔵で製造した甘酒は、厳選した国産米、米麹に加え、千利休が茶の湯に使ったといわれる、京都の名水と同じ水脈の水を仕込みに使用。京都の甘口日本酒の伝統的な製造方法である「四段仕込み」の麹糖化技術を応用した独自の工程を取り入れ、米麹の酵素によって糖化させた、お米の自然由来の優しい甘みとまろやかな口当たりを実現したそうです。

[古川 敦]