ドミノ・ピザがトナカイ配達計画を見送り!トレーニング難航につき~代わりにモフモフな「トナ改バイク」を製作
ドミノ・ピザ ジャパンは1日、計画していた「トナカイによるピザデリバリー」を見送ると発表しました。同社では、ラニーニャ現象が及ぼす今冬の天候への影響を踏まえて「降雪デリバリー対策室」を開設し、トナカイによるピザデリバリーの準備を進めていると発表していましたが、安全性・確実性において同社基準を満たすことができず、今冬のトナカイデリバリーを見送ることを決定したとのこと。
それに伴い、12月1日(木)から12月下旬にかけて「GPS DRIVER TRACKER」の表示アイコンをトナカイ仕様に変更するほか、デリバリー用バイクをトナカイ仕様にラッピングした「トナ改バイク」を、2016年12月1日(木)より期間限定・数量限定でデリバリー車両として使用するそうです。
同社では、通常首都圏では小回りのきくバイクでのデリバリーしていますが、積雪時は安全・確実なデリバリーが難しくなるため、その解決策として浮上したのが、トナカイ。雪道でも沈まずに進むことができ、なにより冬の時期にワクワク感もお届けすることができるということで、北海道の「ドミノ・ピザ デリバリー総合研究センター」にて飼育員によるトレーニングしてきたものの、実用化に向けての課題を解決することができなかったため、今冬のトナカイデリバリーは見送ることに決定したとのこと。
見送った理由は、「トナカイの制御が難しい」という点で、ドミノ・ピザには、注文したピザの配達状況を地図上で確認できるシステム「GPS DRIVER TRACKER」があり、トナカイに同じ装置を搭載することで、道路がない場所を進んでしまったり、家の前で止まらずに通過してしまったりと、あちらこちらに行ってしまう様子が一目瞭然になってしまうことが発覚。
そのほかにも、トナカイが犬の鳴き声に驚いて急に暴走したりと、アクシデントは枚挙にいとまがなかったとのこと。
そこで、少しでもトナカイが届けるワクワク感をお届けしたいということで、「GPS DRIVER TRACKER」で12月1日(木)から12月下旬の期間限定で、「トナカイアイコン」を表示することに決定。さらに、台数限定ながら、トナカイ風デリバリー用バイク「トナ改バイク」を急遽製作。モフモフとしたさわり心地はもちろん、特徴的なツノやヒゲを備えた本格仕様のバイクに仕上げたとしています。