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【食レポ】牛肉に唐辛子の辛さとトマトの酸味、あっさり茄子をプラス! すき家の「なすアラビアータ牛丼」

[2017/6/21 09:31]

 すき家で、牛丼に今が旬の茄子と、パスタでお馴染みのアラビアータソースを合わせた期間限定メニュー「なすアラビアータ牛丼」を提供中です。価格は並盛490円、大盛610円。

 今回は「すき家 アキバ田代通り店」で、「なすアラビアータ牛丼」を食べてきました。

「すき家 アキバ田代通り店」は、アキバのランドマークの1つ、「秋葉原UDX」のすぐ目の前

 今回は、「なすアラビアータ牛丼 大盛」610円を注文。メインのお肉からは牛肉ならではの力強い旨味とともに、牛丼ならではの甘辛いタレの味がしっかりと感じられ、まさにご飯が欲しくなるウマさ!

 心なしか、他の牛丼チェーン店の「牛丼」と比べてタレの甘さが強く感じられます。

アラビアータシリーズから今回は「なすアラビアータ牛丼 大盛」を注文
メインの牛肉はお肉の旨味たっぷりで、心なしかその他の牛丼チェーン店よりも味つけが甘め

 「なすアラビアータ牛丼」の味の要となる「なすアラビアータ」は、なすからは爽やかな苦味とみずみずしさを、アラビアータからはトマトの酸味と唐辛子の刺激的な辛さがバランスよく感じられ、蒸し蒸しする梅雨の時期にピッタリなウマさ!

味の要となる「なすアラビアータ」は、なすの風味とアラビアータソースの風味がバランスよく感じられ、蒸し暑い時期にピッタリなウマさ!

 今度は、牛肉となすアラビアータを絡めて食べてみたところ、牛肉ならではの力強い旨味はそのままに、刺激的な辛さが特徴の唐辛子、酸味が効いたトマト、爽やかな苦味が特徴のなすの風味がバランスよく感じられる「なすアラビアータ」と想像以上にマッチ! ご飯との相性もバッチリです。

甘めに味つけされた牛肉と、刺激的な辛さ、力強い酸味、爽やかな苦味がバランスよく感じられる「なすアラビアータ」は思いのほかマッチ!

 なお、ご飯は汁気が多い具材との相性を考えて固めに炊かれている点は良いのですが、お米の水分量や粘り気が少なく、箸でご飯をつまんだ瞬間からぼろぼろとこぼれやすい点がたまにキズ。

 「なすアラビアータ牛丼」を食べるときは、卓上にあるスプーンを使って食べることをオススメします。

「なすアラビアータ牛丼」を食べるときはご飯が崩れやすいので、箸ではなくスプーンを使うことをオススメ

 まずは、ナス抜きでアラビアータ牛丼として食べてみたところ、お肉の旨味はそのままに、アラビアータならではのトマトの酸味、刺激的な唐辛子の辛さが効いてメチャ食が進みます。

アラビアータ、牛肉、ご飯の組み合わせでは、お肉の旨味、アラビアータの酸味と刺激的な辛さが加わって非常に食が進みます

 最後はなすも交えて「なすアラビアータ牛丼」としてふさわしい姿で食べてみたところ、お肉の旨味、アラビアータの酸味と刺激的な風味はそのままに、なすの水気や苦味が加わることで後味スッキリ!

 もう少しご飯に粘り気があって箸での食べやすさが考慮されていたら御の字でしたが、イタリアンなアラビアータと、和な牛丼の相性が非常によいことには驚き!

最後は「なすアラビアータ牛丼」として全ての具材をMixして食べてみると、お肉の旨味、アラビアータの刺激的な辛さや酸味はそのままに、なすの水気や苦味によって後味スッキリ!


 今回、イタリアンな要素満点なアラビアータと、和なイメージの「牛丼」が合体した「なすアラビアータ牛丼」を食べてきました。

 どんぶり飯メニューでありながらも、お米自体の水分量が乏しいこともあいまって箸でつまむことが困難な欠点がありますが、力強い旨味に満ちた牛肉と、酸味と辛味がほとばしるアラビアータ、スッキリとした苦味が心地よいなすとの相性の良さには正直ビックリ!

 パワフルな美味しさはもちろんのこと、ジメジメした時期であってもスッキリと楽しめる爽快感も両立した創作牛丼メニューでした。

 「なすアラビアータ牛丼」は9月上旬までの期間限定。ガツガツ食べたくなる牛丼ならではのウマさと、蒸し暑い時期でもピリッとさっぱり食べられる、なす&アラビアータ。期間中に「すき家」でどうぞお試しを。

[池延大栄(大帝オレ)]