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魔法ではなく科学! 室温40度でもほとんど溶けない、スゴいアイスが7/3(月)東京初出店! 金沢大の名誉教授が開発した「金座和アイス」~大阪には7/15(土)登場

[2017/6/27 13:49]

 室温40度で3時間経ってもほとんど溶けてこない魔法のようなアイスクリーム「金座和アイス」が7月3日(月)、東京・原宿の竹下通りに登場します。

 東京に続いて、7月15日(土)には大阪・アメリカ村に出店。まもなく大阪でもお目見え予定です。

室温40度で3時間経ってもほとんど溶けてこない魔法のようなアイスクリーム「金座和アイス」。溶けないから、くまモンのようなキャラクター成形もありです


溶けないのは、イチゴポリフェノールの効果!

 「金座和アイス」は、冷たい時はアイスクリーム、温度が上がると生クリームのような新食感とのこと。

 室温40度で3時間おいてもほとんど溶けないアイスクリームのヒミツは、イチゴポリフェノール。開発したのは「株式会社バイオセラピー開発研究センター」という、アイスクリームメーカーにはあまり似つかわしくない名前の企業です。

金沢大学・太田 富久名誉教授(写真左)と、金沢大学ベンチャービジネスラボラトリー(右)

 バイオセラピー開発研究センターは金沢大学・太田富久名誉教授を研究責任者に迎え、学術的アプローチで素材の開発を行っています。健康長寿に役立つ素材を研究する中で、イチゴ果実から抽出した「イチゴポリフェノール」に着目。

 研究の結果、クリームの保形性向上という機能を開発したとのこと。クリームの保形成向上の機能とは、ひらたく言うと、水分と油分が分離しないような橋渡しの役目をする機能という意味だそうです。

「金座和アイス」は、生クリーム・牛乳などのアイスクリームの材料に、液体イチゴポリフェノールを添加し、型に流し込んで冷やして作ります。金沢の工場で製造

 イチゴポリフェノールを使うことで、溶けにくいアイスが生まれ、その特性を活かしてくまモンの形をした「くまモンアイス」などもイベントなどで試験的に販売。

 今回は、本拠地の金沢に4月に「金座和アイス 金沢東山店」をオープンしたのに続く、東京出店となります。

 また、東京に続いて大阪にも登場。7月15日(土)、アメリカ村に出店する予定です。

くまモンアイスにチョコペンでおえかき
金沢ならでは! 前田家家紋風のアイスに金箔を散らして


イチゴポリフェノールには、アンチエイジングや美白、抗肥満、抗アレルギー機能も!

 イチゴ果実から抽出したイチゴポリフェノールは、もともと健康長寿の機能性食品素材として研究されていただけあって、抗酸化機能(アンチエイジング)や美白機能(メラニン抑制)、抗肥満機能、抗炎症機能、抗アレルギー機能など、からだにうれしい機能もあることがわかっているそうです。

 かわいいカタチで溶けない! というだけでなく、健康や美容にも良さそうな「金座和アイス」。女子なら見逃せません。

 今後は、ご当地ゆるきゃらや阪神タイガースなどとのコラボアイスを展開予定とのこと。出店する東京・大阪以外でも、お祭りなどのイベントで出会えるかもしれません。

大阪・アメリカ村に登場するかも? たこやき風アイス
イチゴやブルーベリーソースの上から金箔をかけて!
[工藤ひろえ]