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無印良品で初の青果売場も! 「無印良品 有楽町」1階が明日28日(金)に増床リニューアルオープン~安西さんの「朝採れとうもろこし」や大木さんの「トマト」など

[2017/7/27 10:21]

 良品計画が、2001年にオープンした世界旗艦店「無印良品 有楽町」(東京都千代田区丸の内3丁目8-3 インフォス有楽町)の1階を、2017年7月28日(金)に増床リニューアルオープン。1階は増床前45坪から増床後99坪に倍以上になり、増床する部分には無印良品で初めてとなる青果売場や、「無印良品の小屋」の実物モデルなどが導入されます。

 今回設置する青果売場は、「生産者や生産現場に思いをはせ、食べ物と人間の関係を再度見つめなおすきっかけとなることを目指す」としており、基本食材である野菜や果物、グロサリーを展開。野菜は、生産者・生産団体が主に化学合成農薬と化学肥料を使用しない、あるいは減農薬にて栽培したものを直接仕入れる産直販売で、種類は多くないものの、旬のものを中心に品揃えし、東京の伝統野菜などわけのある珍しい野菜も展開するとのこと。

 形やサイズにとらわれず、規格外でも素材本来の味がする野菜も販売し、それぞれの商品には、生産者の思いや季節に合った食べ方を書いたPOPが添えられます。ほかにも旬の果物や、野菜に良く合う調味料、野菜中心のお菓子など、選りすぐりのグロサリー約300アイテムが展開されます。

 新たに取り扱う主な商材は、旬の野菜・果物として、千葉県館山市の安西さんが作った「朝採れとうもろこし」、同県香取市の加瀬さんが作った「生で種まで食べられるピーマン」、同県匝瑳市の大木さんが作った「トマト」など。

 また、2階で販売している「Cafe&Meal MUJI」の焼きたてパン、コーヒー、そして、今回新たに販売を始める野菜を使った手作りの野菜のスープを1階で持ち帰り販売を開始します。野菜のスープ400円、パン150円~、コーヒー300円。

 さらに、野菜によく合う基本の食品(調味料や出汁、発酵食品)や、野菜や果物のおいしさを生かしたお菓子、も販売。化学調味料、合成着色料、人工甘味料などは使わず、なるべくシンプルに、伝統的な製法を守って作られているものを中心に選んだとしています。

 さらに、生産者の生活に触れ、農業と食への理解を深めることのできる体験イベントを企画していく予定で、旬の野菜や果物を収穫するだけのツアーではなく、実際に農作業を体験したり、生産者の方からその季節に合った調理法を学ぶことのできるイベントを計画するとのこと。

 また、無印良品有楽町1階の増床リニューアルオープンにあたり、「無印良品の小屋」を見て触れて体験できる実物モデルを設置。無印良品のインテリアアドバイザーが、小屋に関する様々な問い合わせに対応してくれます。

[古川 敦]