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あの傷みやすい生桃がいつでも楽しめる!? 1年保存を実現した「水熟桃」が本日6日(水)発売~3年かけて商品化。パラチノース配合で風味を皮つきのまま長期保存可能に

[2017/9/6 20:29]

 「スプーン印」の砂糖でお馴染みの三井製糖が販売している天然の糖質「パラチノース」を配合した、東洋製あんの「水熟桃」が2017年9月6日(水)に販売開始しました。清水白桃 2個入りで、価格はオープン。

 桃は傷みやすく、冷蔵庫で冷やすと甘さが減少し味が落ちてしまうなど、長期保存がとても難しい果物。本当に美味しい「生桃」を食べられる機会は、1年でほんのわずかしかありません。そこで、シーズンオフの時期や特別なイベントの贈答用として、いつでも美味しい「生桃」を楽しめるよう、「パラチノース」を配合することで岡山特産の高級桃を1年中ほぼ“生”の状態で提供できるように開発したのが「水熟桃」とのこと。

 はちみつにも含まれる天然の糖質「パラチノース」の物性・加工特性である、吸湿性や褐変抑制により、桃の果肉をより“生”に近い状態で褐色に変わるのを防ぎ、長期間保持できるようになったそうです。また、糖質の吸収スピードをゆっくりにする「パラチノース」の特性により、ヘルシーさもプラスすることが可能になったとしています。

 従来のコンポートや缶詰のような加工品ではなく、“生の風味”と“皮つき”の、限りなく“生”に近い桃で、原料となる桃は、果樂の全面的協力により、旬のおいしい桃を使用。今までに無い「生桃」の歯応えと、風味を残しながら長期保存を可能にした加工技術を組み合わせ、試行錯誤を繰り返し、商品化まで3年を経て発売に至ったとしています。

[古川 敦]