フード

【食レポ】「お茶ノ水、大勝軒」で、裏メニュー「もりカレー」が復刻販売スタート! スパイシーなウマさ満点のつけダレには、細切りチャーシュー、メンマ、じゃがいもがたっぷり!

[2017/10/20 09:17]

 大勝軒TOKYOが運営する「お茶の水、大勝軒」では、ラーメンの神様・山岸一雄氏の「秘蔵のレシピ」シリーズ第3弾アイテムとして、つけ麺とカレーを融合させた「もりカレー」970円(税込)を期間限定で販売中です。

 つけ麺のイメージが強い「大勝軒」ですが、創業当時はチャーハン、カレーなども楽しめる中華食堂でした。その後、元祖つけ麺メニュー「特製もりそば」が口コミで人気になり行列が出来る店となってから、現在の「もりそば」、「中華そば」のみに絞った営業スタイルとなりました。

 今回「お茶の水、大勝軒」で楽しめる「もりカレー」は、動物系、魚介系、野菜などの食材を煮込んで作るスープをベースに、カレー粉や様々な具材を合わせた一品とのこと。提供期間は11月30日までです。

 ラーメンとカレーが融合したつけダレで楽しめる「もりカレー」がどんな味わいなのか確かめるべく、ランチタイムピークを過ぎてもなお混雑気味だった「お茶の水、大勝軒」に行ってきました。

「お茶ノ水、大勝軒」は、店名にお茶の水とついているものの、実は小川町駅や神保町駅の方がアクセスが便利な場所にあります

 注文してから10分少々、到着した「もりカレー」は、カレー色満点なつけダレ、大きな丼ぶりに入った麺ともにビッグ! 特に大きな丼ぶりいっぱいに入った麺は、ちょっとしたフードファイター向けのメニューのようなボリューム感に思わずおののきました!

「もりカレー」は、つけダレも麺もビッグ!
大きく深い器の中を埋め尽くすように麺がたっぷり! 食いしん坊バンザイなつけ麺メニュー

 まず、麺のみで食べてみると、コシよりもモチモチ感に優れた中太麺で喉越しもグッド!

麺はコシよりもモチモチ感が強く感じられる中太麺

 続いて、メンマなどの具材がぷかぷか浮いているつけダレを飲んでみると、カレーならではのスパイシーな風味に加えて、動物系のパワフルな旨味、魚介系のキリリとした旨味とともに、「大勝軒」の「もりそば」のつけダレのような爽やかな酸味が効いて後味サッパリ!

つけダレの上には色々な具材が浮いて具だくさんな予感
つけダレは、カレー独特のスパイシーな風味に加えて、魚介&動物系の旨味とともに、ほどよい酸味が効いてサッパリ!

 キレの良い旨味とスパイシーな風味とともに、酸味が効いたつけダレは、モチモチとした食感と喉越しがグッドな中太麺との相性もバッチリ!

 超大盛り仕様な麺の量が気にならないくらいにスルスルと食が進みます!

スパイスの風味、キレの良い旨味、爽やかな酸味が効いたつけダレと、モチモチ感満点な麺との相性はグッド!

 なお、つけダレには独特の姿形で存在感をアピールしていたメンマのほかにも色々な具材が入っていますが、特に食べやすく細切りにされた旨味たっぷりなチャーシュー、ホクホクとした食感で熱々なじゃがいもがたっぷり入っていました!

つけダレの中の具は色々と入っていますが、特に細切りチャーシューと、じゃがいもがたっぷり!

 量に関しては細切りチャーシューやじゃがいもに比べると少なめですが、分厚く大きなバラ肉チャーシューは、柔らかく煮込まれた上にオイリーな旨味満点でメチャウマでした!

一番ウマウマな具は、柔らかく煮込まれた上にオイリーな風味に満ちたバラ肉チャーシュー

 細切りチャーシューは想像以上にたっぷり入っていて、つけダレをからめた麺とチャーシューをいっしょにワシワシと食べると、よりパワフルな旨さに!

 たっぷり入った麺は、まずキレの良い旨味とスパイシーな風味が効いたつけダレオンリーで、途中からチャーシューを交えて食べると、大量の麺に飽きることなく美味しく完食できました!

つけダレに加えて細切りチャーシューを交えて麺を食べることで、よりパワフルにつけ麺が味わえます


 今回、「お茶の水、大勝軒」で秋期限定で楽しめる「もりカレー」を食べてきました!

 過去、数々のつけ麺店でカレー風味のメニューをいくつか食べてみたことがありますが、カレー独特のスパイシーな風味を利かせた印象よりも、濃厚な豚骨のガツンとした旨味、オイリーな風味を活かした若者向けメニューばかりだった印象があります。

 「お茶の水、大勝軒」の「もりカレー」は、カレー独特のスパイシーな風味がガツンと効いていることに加えて、パワフルで淡麗な動物系の旨味、キリリとした魚介系の旨味が効いて食後がサッパリ!

 「大勝軒」の「もりそば」のつけダレを口にした時に感じられる酸味も効いていて、脂っこさゼロ! 過剰な塩気や旨味が感じられないカラッとした風味のつけダレにしたことで、たっぷり盛られた麺のボリュームが気にならないくらいにキリリとした味わいが楽しめる、老いも若きも楽しめそうなつけ麺メニューでした!

 提供期間は11月30日までと長めなので、老舗つけ麺店が作り出す創作つけ麺メニューが気になる方は、期間中に「お茶の水、大勝軒」に足を運んでみてください。

[池延大栄(大帝オレ)]