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【食レポ】分厚い肉のウマさが癖になる! 「伝説のすた丼屋」の「“厚熱”すたみなマーボー丼」は、“麻婆=ひき肉”の常識を打ち破る、大きなバラ肉でボリューム満点の、パワフルな食べごたえ

[2017/11/7 09:43]

 「伝説のすた丼屋」と「名物すた丼の店」では、寒い季節でも汗をかきながらハフハフ楽しめそうな「“厚熱” すたみなマーボー丼」880円(税込)の販売をスタート! 12月末まで楽しめる期間限定メニューです。

 「“厚熱” すたみなマーボー丼」では、ひき肉ではなく、大きくカットされた豚バラ肉が約70g使われています。麻婆餡には、唐辛子、にんにくに加えて、豆鼓を隠し味に使用。「麻婆丼」ならではの辛さと、「すた丼」を思わせるパワフルな美味しさが同時に楽しめる予感に満ちた一品となっています。

 今回は、「“厚熱”すたみなマーボー丼」の試食会に参加してきたので、実際に食べてみた感想をお伝えしたいと思います。

秋の限定メニューは、アツアツな予感満点な「“厚熱”すたみなマーボー丼」

 「“厚熱” すたみなマーボー丼」は、うず高くトッピングされた唐辛子やネギの姿を除けば一般的な「麻婆丼」の姿そのものですが、顔を近づけてどんぶりを凝視してみると、肉の大きさにビックリ!

「“厚熱”すたみなマーボー丼」は、大きくカットされた豆腐に加えて、分厚く大きな豚バラ肉の存在感たっぷり!

 まずは、アツアツな麻婆餡の味を確かめてみると、辛味、塩気、旨味、甘味のバランスがよく、あとからにんにくのパンチの効いたウマさと、豆鼓の独特の旨味と風味が広がります。

アツアツな餡は、辛味、塩気、甘味のバランスが良くウマい! にんにく、豆鼓の風味が広がります

 味のベースとなる麻婆餡の美味しさをチェックしたあとは、麻婆餡をしっかりと豚バラ肉に絡めて食べてみることに。分厚くカットされた豚バラ肉からはオイリーな旨味が力強く感じられ、辛味、塩気、旨味、甘味のバランスに優れた麻婆餡ともマッチ!

麻婆餡を纏わせた豚バラ肉は、オイリーなウマミ満点な豚バラ肉と辛味、塩気、旨味、甘味のバランスが良い麻婆餡とマッチ!

 今度は豚バラ肉の代わりに、豆腐に麻婆餡を絡めて食べてみると、固めの食感の木綿豆腐を使ったことで餡の風味が豆腐の芯まで染み込まず、さらに豆腐に水分がたっぷり含まれることもあいまって想像していた以上に後味サッパリと楽しめました。

麻婆丼につきものな豆腐は固めの食感な木綿豆腐が使われており、味が芯まで染み込まない上に豆腐の水分の効果もあって後味サッパリ!

 具と麻婆餡とのマッチングの良さを確かめたあとは、麻婆餡とご飯を組み合わせて「麻婆丼」として食べてみることに。

 唐辛子の辛味、ほどよい塩気、豚バラ肉や豆鼓からにじみ出た旨味、甘味がバランス良く合わさった麻婆餡は、当然ながら素材の旨味を優しく包み込むご飯とマッチ! ご飯は固めに炊かれているので、ゆっくり食べてもご飯がベチャっとしない点も好印象です。

麻婆餡をたっぷり絡めてご飯を食べてみると、バランス良く様々な風味が合わさった麻婆餡と、ハリのある炊き加減のご飯がマッチ!

 麻婆餡とご飯との相性の良さを体感した後は、さらに豚バラ肉を添えて食べてみると、バランス良く様々な風味が入り交じった麻婆餡の風味に加えて、豚バラ肉ならではのオイリーな旨味が大きくプラスされ、麻婆餡とご飯との組み合わせ以上に食が進む点がグッド!

麻婆餡、豚バラ肉、ご飯との組み合わせは、バランス良く様々な風味が感じられる麻婆餡にオイリーなウマさ満点な豚バラ肉がプラスされてメチャご飯が進みます!

 続いては、麻婆餡、豆腐、ご飯の組み合わせで食べてみると、食が進むウマさ感じる麻婆餡とご飯との相性の良さはそのままに、水気を多く含んだ豆腐が合わさることで後味キリリ!

麻婆餡、豆腐、ご飯との組み合わせは、食が進む麻婆餡とご飯との良さに加えて豆腐の水気が効いて後味キリリ!

 最後は、豚バラ肉や豆腐に麻婆餡をよくからめてご飯といっしょにいただきます。

 食欲をそそるウマさの麻婆餡にオイリーでパワフルな豚バラ肉の旨味が加わってご飯がめちゃウマ。豚バラ肉の旨味、さっぱり豆腐、にんにくや豆鼓がたっぷりの麻婆餡は絶妙なバランスで「“厚熱” すたみなマーボー丼」を美味しく完食しました。

最後はすべての具材と麻婆餡をいっしょにいただきます。やっぱりマーボ丼はぜんぶ一緒に食べるのがうまい!

 今回は、一足先にアツアツな「麻婆丼」と、「伝説のすた丼屋」らしいパワフルな美味しさを併せ持った「“厚熱”すたみなマーボー丼」を試食してきました。

 こだわりの「麻婆丼」の場合、唐辛子の刺激的な辛さ、花山椒などの痺れる辛さが炸裂し、食後は口の中がヒリヒリしてしまう商品も少なくありません。

 「“厚熱”すたみなマーボー丼」は、40gものにんにく、豆鼓、分厚い豚バラ肉を使ったことで旨味がメチャ濃厚! 辛さによる刺激よりも調味料や豚バラ肉の旨味が濃厚で、食べやすくご飯が進むウマさなどんぶり飯でした。

 「伝説のすた丼屋」らしいパワフルな旨味と食べごたえはそのまま、寒い季節でも身体がポッカポカになる「“厚熱”すたみなマーボー丼」。お近くの「伝説のすた丼屋」と「名物すた丼の店」で楽しめます。

[池延大栄(大帝オレ)]