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カンロ飴が60年ぶりにリニューアル! 創業105年を迎えCIを刷新し、スローガンは「糖から未来をつくる。」

[2017/11/16 17:35]

 カンロが14日、長期ビジョンの発表と併せて、CI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新し、主力商品の「カンロ飴」を60年ぶりにリニューアルすると発表しました。長期ビジョンを「カンロは、糖から未来をつくり、世界中の人を笑顔にするキャンディNo.1企業になる」とし、新コーポレートスローガンは「糖から未来をつくる。/Sweeten the Future」。

新CIブランディングムービー

 同社は創業から105年、キャンディを取り巻く環境は大きく変化し、キャンディを通して糖に向き合ってきたカンロが、近年高まる糖質制限ブームや、消費者の糖に対する意識の変化を受けて、新しいカンロへ生まれ変わるべく、全社方針を新たに掲げたとのこと。

 「糖を基盤とした事業を通じて人々の健やかな生活に貢献する」ことを新たなミッションに、今後も「糖と歩む企業」として、事業を展開し、アジア圏を中心に海外展開を本格化し、売上拡大を目指すとしています。

 新コーポレートマークは、カンロの原点であり、これから進化させていくメイン商品である「キャンディ」をシンボルマークにし、カンロ飴のオレンジ色がコーポレートカラーに、包み紙のねじり製法を感じさせるストライプは、伝統に加え、親しみやすさも感じさせるデザインとしています。

新コーポレートマーク
新コーポレートマーク

 60年ぶりにリニューアルされる「カンロ飴」は、素材を活かしたものづくりで、美味しさと機能性を追求。2018年秋からは、人の一生に寄り添うキャンディとして、新たなラインアップを追加していくとのこと、また、天然素材にこだわり、香料・着色料不使用により「ミルクそのもの」の美味しさを実現したという、ミルクキャンディ売上No.1の「金のミルク」が、今後カンロが目指す「素材を活かしたものづくり」の方針に則ったシンボル商品として、2018年春以降はプロモーションを強化するとしています。

カンロ飴
金のミルク
[古川 敦]