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【食レポ】「太陽のトマト麺」で豪華に2種類のカニがトッピングされた「濃密トマトビスクのカニクリ!」~トマトの酸味、甲殻類の旨味と香辛料の辛味が効いたスープがめちゃウマ!

[2017/12/11 07:00]

 トマトラーメン専門店「太陽のトマト麺」では、カニをどーんと2種類盛りつけた「濃密トマトビスクのカニクリ!」を販売中です。価格は982円(税込)、2018年1月31日までの期間限定メニューです。

 「濃密トマトビスクのカニクリ!」は、ホワイトソースとトマトソースを合わせたクリームトマトビスクをベースに、ワタリガニの半身と紅ズワイガニのほぐし身をトッピングした創作ラーメン。スープのベースがトマト&ホワイトソースと完全に洋スタイルなので、見た目は「スープパスタ」のような一品です。

 ちなみに、ビスク(Bisque)は、クリームベースの滑らかで濃厚な味わいのフランスのスープのこと。伝統的なビスクは、殻も含めて甲殻類を裏ごししてなめらかなペースト状にし、スープに加えます。

 今回は、豪快にカニをセットした「濃密トマトビスクのカニクリ!」を食べに、「太陽のトマト麺 水道橋支店」に行ってきました。

「太陽のトマト麺 水道橋支店」は、水道橋駅を降りてから徒歩2分ほど

 「濃密トマトビスクのカニクリ! 」は、大きくカットされたワタリガニとともに、たっぷりと紅ズワイガニのほぐし身が盛りつけられた豪華絢爛な1杯。殻ごと入っているワタリガニを食べるために、小皿やフォークが添えられます。

「濃密トマトビスクのカニクリ!」には、ワタリガニ用に小皿やフォークを添えて出されます
とにかく目立つワタリガニの半身のほか、バジルや紅ズワイガニのほぐし身もたっぷり!

 スープをすすってみると、トマトの酸味、ホワイトソース独特のコクがいの一番に感じられ、後からカニの身からにじみ出た旨味、唐辛子や豆板醤などの刺激的な辛さが絡み合ってウマウマ!

スープからはトマトやホワイトソースの風味とともに、カニの旨味、唐辛子や豆板醤の刺激がプラスされて辛ウマ!

 メインの麺は細めながらコシが強く、噛みしめると豆乳独特の風味が。辛味と旨味のバランスがいいクリームトマトビスクベースのスープとも相性ばっちりです。

豆乳の風味が感じられる麺はコシが強く、旨辛のクリームトマトビスク風味のスープとマッチ!

 ジューシーな旨味と甘味が強い紅ズワイガニ。トマトの酸味、ホワイトソースのコク、唐辛子や豆板醤などの辛味のバランスがいいスープとの相性は最高です。

ジューシーで甘味を帯びたウマさが特徴の紅ズワイガニは、酸味、コク、辛味のバランスがグッドなスープとの相性もバッチリ!

 豪快に半身分入ったワタリガニは、豪快にしゃぶりつくように食べるのもウマそうですが、せっかくなのでカニ用のフォークを使ってよりエレガントに食べることをオススメ。

 小皿も用意されているため、殻の隙間にある身を掻き出しながらワタリガニを隅々まで食べ尽くして「濃密トマトビスクカニクリ!」を完食しました。

豪快に半身分入ったワタリガニは、しゃぶりつくように豪快に食べるも良し!
キレイにワタリガニを完食したい場合には、カニ用フォークをオススメ!


 今回、「太陽のトマト麺」で冬到来を告げる期間限定メニュー「濃密トマトビスクのカニクリ!」を食べてきました。

 スープの味のベースとなる「ビスク」は、ホワイトソースならではのコクと甲殻類独特の重たい味わいが特徴なので、実際に食べてみるまでは味わいが単調になってしまうのではと少し心配していました。

 実際に「濃密トマトビスクのカニクリ!」を食べてみると、味のベースとなる「ビスク」に加えて、酸味の効いたトマト、刺激的な辛さが特徴の唐辛子や豆板醤を入れたことにより、後味が軽くなってラーメンとしての美味しさをしっかり感じられたことに驚き! また、メインの麺についても、スープとの相性がグッドな上に、コシが大変強くゆっくりと食べても麺が伸びにくい点も好印象でした!

 具として使われている2種類のカニの身は、紅ズワイガニからは甘味を帯びたジューシーなウマさが楽しめるのに対して、豪快に半身分盛りつけられたワタリガニからはキリッとした美味しさが感じられ、紅ズワイガニ、ワタリガニのウマさに感動! スープから具材まで手抜き無しなウマさが楽しめる至高の洋風創作ラーメンでした。

 味はもちろん、見た目もゴージャスな「濃密トマトビスクのカニクリ!」は、年末年始の賑やかな雰囲気にぴったり。本格的に寒くなってくるこの時期に、旨辛スープでプチ贅沢なラーメンをお試しください。

[池延大栄(大帝オレ)]