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【聖地巡礼:ラブライブ! サンシャイン!! 2期(2)】「ラブライブ! サンシャイン!! 」2期9話「Awaken the power」の舞台・函館を訪ねてみた

[2018/4/29 11:44]

 「ラブライブ! サンシャイン!! 」2期8話「HAKODATE」に引き続き、「ラブライブ! サンシャイン!! 」2期9話「Awaken the power」も函館回。今回は、2期9話に沿って函館を訪ねてみます。

 昨日ご紹介した、2期8話「HAKODATE」聖地訪問はこちら

 2期9話は、まず「八幡坂」前の交差点手前から「函館山」を見上げるような形で、黒澤ルビィ、鹿角理亞のペアが揃ってEDの「Awaken the power」ライブシーンの前振りからスタートします。冒頭でお互いを励ましあったあと、2人同時に「届けよう。大切な人に」の台詞から、OPへ。

9話は、EDの「Awaken the power」ライブ直前のシーンからスタート。「金森赤レンガ倉庫」側から「八幡坂」を見るような形で楽々再現可能(昼は交通量が多めなので注意)

 OP終了後は、「Aqours」のメンバーが宿泊する「函館国際ホテル」入口前のシーンへ。

 劇中では「函館国際ホテル」の建物がハッキリと確認できますが、残念ながら現実の「函館国際ホテル」は現在、2018年秋頃まで耐震補強工事&新棟建設工事中で、雰囲気が劇中とは大違い!

 なお、工事中もホテルの営業は行っているので、「Aqours」の面々が体験した「函館国際ホテル」での宿泊体験は可能です。

 「函館国際ホテル」入口前のシーンから、「Aqours」1年生組の黒澤ルビィ、国木田花丸、津島善子(ヨハネ)の居る部屋のシーンへ移動。

「ハセガワストア」の「やきとり弁当」を食べるシーンをはさみ、黒澤ルビィは、国木田花丸・津島善子(ヨハネ)に対して函館で鹿角理亞と一緒に、お互いの姉に“自分たちだけで何かが出来る”ことを示すためにライブをやりたいと発言。

 津島善子(ヨハネ)からライブの準備などはどうするのか問いただされますが、いつも食いしん坊キャラな国木田花丸が「やきとり」を食べる手を止めて「面白そうズラ。マルも協力するズラ」と乗り気に。

 国木田花丸の前向きな意見に、黒澤ルビィは「本当! じゃあこのあと理亞ちゃんと会うことになっているんだけど、一緒に来てくれる?」と返し、国木田花丸が快く受諾!

 国木田花丸は津島善子(ヨハネ)にも「もちろん行くズラね?」と声をかけますが、中二病キャラ発動で津島善子(ヨハネ)は1人語り中。その背景で国木田花丸と黒澤ルビィの話がまとまり、津島善子(ヨハネ)が1人語りを終えて我に帰った時には部屋には津島善子(ヨハネ)ひとりだけに。追いかけるような形で、次の舞台となる「ラッキーピエロ 本店」へと移動。

 一方、鹿角理亞側も早めに部屋を出たのか、もぬけの殻になった鹿角理亞の部屋を見る鹿角聖良のシーンを挟んで、「ラッキーピエロ ベイエリア本店」のシーンへと続きます。

OP後に「Aqours」の面々が宿泊する「函館国際ホテル」入口のシーンがありますが、残念ながらホテルは2018年秋ごろまで耐震補強工事&新棟建築工事中。ホテルの営業は行っているので宿泊は可能です

 8話では「Aqours」メンバー全員が揃って食事した「ラッキーピエロ ベイエリア本店」が、9話に再び登場。再登場時には、8話でドドン! と、出てきた店舗外観ではなく、店に入ってすぐ左手にある木彫りの馬の像のシーンからスタートします。

9話「ラッキーピエロ ベイエリア本店」再登場! 今回はお店の外観ではなく、入口横にある木彫りの馬の像が登場

 入口から見て1番手前のBOX席で、不満そうな顔で飲み物を飲む鹿角理亞。開口一番、「2人も来るなんて、聞いてない!」と、表情同様に不満たらたらです。

 「あー、でも花丸ちゃんもいるし、ヨハネちゃんもとても頼りになるから…」と言う黒澤ルビィに、間髪入れず「関係ない! 私、元々みんなでワイワイとか好きじゃないし」とピシャリと返す鹿角理亞。

 最初から最後まで険悪な雰囲気なのか? と思いきや、国木田花丸が、自分たちもワイワイ騒ぐことは好きではないこと、津島善子(ヨハネ)に至ってはさらに孤独――とディスり混じりでフォロー。

 鹿角理亞が、国木田花丸の「ズラ」「オラ」の口癖に対してツッコミが入ると、津島善子(ヨハネ)が「ズラ丸はこれが口癖なの。だからルビィといつも図書室にこもってたの」と説明したりするうちに、和やかな雰囲気になり、鹿角理亞は自分も似たような境遇であることを明かします。

 「Aqours」の1年生メンバーと鹿角理亞は似た者同士であることがわかったのをきっかけに話が弾み、鹿角理亞が用意していたライブ用の歌詞の読み合わせを行うなど鹿角理亞も前向きに。

 しかし、鹿角理亞が用意した歌詞を読み合わせした際には津島善子(ヨハネ)より「しっかし、ひねりも何も無いわよね。直接的過ぎるっていうか」と本音がダダ漏れ。険悪な雰囲気に舞い戻るかと思われたのですが、国木田花丸の絶妙なフォローにより、歌いたい曲の方向性やイメージが掴めたという流れに。

 黒澤ルビィは「ルビィも手伝うから一緒に作ってみよう!」などと協力を申し出ますが、鹿角理亞からは、決勝戦を控えた「Aqours」メンバーに曲作りをする時間があるのかと問いただされます。

 そこですかさず国木田花丸が、ルビィ本人が鹿角理亞のためにやりたいと思っているとフォロー。黒澤ルビィも、「理亞ちゃんやお姉ちゃんと話してて思ったの。私達だけでも出来るってところを見せなくちゃいけないんじゃないかなって! 安心して卒業できないんじゃないかなって」。

 話がまとまりかけたところで、津島善子(ヨハネ)のスマホに、そろそろ帰る時間になったことを伝える桜内梨子からのメッセージが。

 ちょうど9話の時期は冬休み期間。鹿角理亞を手伝いたい1年生組は“とある決意”をして「Aqours」の面々と「函館空港」へと移動します。

お店入口から見て1番手前のBOX席の奥に黒澤ルビィ、国木田花丸、津島善子(ヨハネ)が座り、手前の鹿角理亞が座っていたシーンは、背景のポスターやアイスクリームのオブジェの位置が少し異なる以外はそっくり!

 「函館空港」のシーンに移ると、黒澤ルビィ・国木田花丸・津島善子(ヨハネ)ら「Aqours」1年生組は、敗戦のショックを抱えている鹿角理亞を励ましたいから函館に残ると発言。それを聞いた2年生組や3年生組も、残ろうかな?という雰囲気になったものの、絶妙なタイミングで「Aqours」のリーダー・高海千歌が、「良いんじゃない? 1年生同士で色々話したいこともあるだろうし、ねっ!」と発言。1年生組の気持ちを後押しします。

「ラッキーピエロ ベイエリア本店」のシーンのあとは、「Aqours」の1年生組が函館に居残ることを決意して、2年生組と3年生組を「函館空港」で見送るシーンへ

 1年生組が函館に残ることを決めたため、帰りの飛行機には2年生組と3年生組が搭乗することに。そこで、現実世界で同じことをすれば間違いなく客室乗務員に注意されるほどの大声を出して狼狽する黒澤ダイヤ。機内シーンから目線を地上に向けていくような形で、舞台は8話で「Aqours」全員でお茶した「茶房 菊泉」へ。

 なお、「Aqours」の利用した機内には液晶モニターが席の前に備えられています。劇中をなぞって函館空港まで空の移動を楽しみたい場合は、座席に液晶モニターが備え付けられている「JAL」や「ANA」の利用がおススメ。今回取材費節約のため利用した、成田空港発・函館空港行のバニラエア機体には、座席の液晶モニターがありませんでした。

沼津への帰路につく飛行機内で妹を心配した黒澤ダイヤが暴走するシーンのあとは、8話で「Aqours」全員でお茶した「茶房 菊泉」へ

 「茶房 菊泉」の奥にある鹿角理亞の部屋のシーンへ。国木田花丸が部屋の中にあった雪の結晶のオブジェを持つと、鹿角理亞がすかさず国木田花丸から奪取。雪の結晶のオブジェは、かつて姉の鹿角聖良と一緒にスクールアイドルになろうと決めた時に「Saint snow」のシンボルを雪の結晶に決めたことが回想シーンとともに明かされます。

 雪の結晶のオブジェの流れから、鹿角理亞と黒澤ルビィとで双方の姉のアピールタイムに。8話の後半でも姉のことになると強気になる黒澤ルビィが見え隠れしていましたが、国木田花丸、津島善子(ヨハネ)が驚くほど、9話でハッキリと覚醒します。鹿角理亞からも、姉のことになると熱くなるのは同じかも?という話が出て、お互いを理解することで、学校の垣根を超えて4人の仲は深まります。

 その後、鹿角聖良から「本当に戻らなくて平気なんですか?」と質問されますが、津島善子(ヨハネ)と、国木田花丸が前向きな言葉で大丈夫と伝えます。そこから畳み掛けるように、津島善子がヨハネの中二病キャラを封印して、ていねいな言葉遣いで沼津に戻らなくても問題がないことを伝えたことに驚く黒澤ルビィ&国木田花丸。

 津島善子(ヨハネ)の意外な一面や、その後の黒澤ルビィの会話を経て、国木田花丸は作る歌のコンセプトを「隠された力」に決定します。

 その後、2年生組と3年生組の居る沼津市のシーンをはさんで、1年生組の作詞作業の場面へ。先ほど決めたコンセプトを元にして、津島善子(ヨハネ)と国木田花丸が眠る横で、黒澤ルビィと鹿角理亞の2人が協力してコンセプトにマッチした歌詞を完成!

劇中で鹿角理亞の部屋として使われていたスペースは店員さんの許可を取れば自由に見学が可能です

 鹿角理亞の部屋で歌詞を完成させた後は、「Illumination クリスマスイベント」出場に向けての選考会場となる「旧函館区公会堂」へ。「旧函館区公会堂」は、明治時代に建設されたコロニアルスタイルの西洋館で、今日では国の文化財に指定されています。

一瞬2年生組と3年生組の居る沼津市のシーンを映したあとは、「Illumination クリスマスイベント」出演者選考会場となる「旧函館区公会堂」へ!

 「旧函館区公会堂」は、入場料金300円が必要ですが自由に見学が可能。

 待合スペースで待機している「Aqours」1年生組と鹿角理亞が待機しているシーンには2F大広間前のスペースが、その後の面接会場には2F大広間が使われており、劇中シーンさながらに現実の大広間も広々!

 劇中では、黒澤ルビィと鹿角理亞の2人が大広間に入場し、外の窓から国木田花丸、津島善子(ヨハネ)が見守る中で面接がスタート!

 黒澤ルビィ、鹿角理亞はともに人見知りな性格。それが災いしてスムーズにアピールが進みませんでしたが、黒澤ルビィがかつて姉の黒澤ダイヤと遊んだシーンを思い出し、勇気を奮い立たせながら、ハッキリとした口調でアピールタイムにチャレンジ!

 鹿角理亞も黒澤ルビィのアピールにかぶせるように「大切な人に贈る歌を」と発言したあとのシーンでは、立派にアピールしている姿に感動した国木田花丸、津島善子(ヨハネ)が号泣! サイドに「函館聖泉女子高等学院」の制服を着た2人が選考会の様子を眺めているところでCMへと入ります。

面接の場として使用されたのは「旧函館区公会堂」の2F大広間! 実際に行ってみると想像以上に大広間は広め!

 CM明けは、公園のシーソーで遊ぶ津島善子(ヨハネ)、黒澤ルビィ、その手前にいる鹿角理亞のシーンからスタート!

 ここで登場する公園は、住所で言うと「北海道函館市船見町7」エリアにある小さな公園です。訪問した4月初旬は根雪もなく、公園は劇中シーンの雰囲気とは大きく異なっていました。ここに限らず、完全再現を目指すなら劇中同様に冬の訪問がおすすめですが、吹雪などで飛行機が欠航になる可能性を頭に入れておく必要があります。

「Illumination クリスマスイベント」選考会が終わった後は、北海道函館市船見町7エリアにある名もなき公園へ舞台が移動

 毎回ながら食べるシーンが多い国木田花丸。この公園シーンでも何かを食べています。

 8話の「Hakodate」回では、津島善子(ヨハネ)がそういう国木田花丸を見るたび「フラグが立った!」と発言していましたが、実際に肥満化のフラグが立ったのは国木田花丸ではなく津島善子(ヨハネ)のほうらしく、鹿角理亞が津島善子(ヨハネ)の頬を人差し指でツン!っと触れると、頬にプニッと!

 自らにデブ化のフラグが立った!? と驚く津島善子(ヨハネ)はすべり台を駆け上がり「なんで~!!」と絶叫。一方、国木田花丸は黒澤ルビィに「鞠莉ちゃん達には連絡したズラか?」と確認。黒澤ルビィは「うん! さっきメールが来たよ」と答えます。

8話や9話の名もなき公園で津島善子(ヨハネ)が、国木田花丸が何かを食べるシーンを見た時に「フラグがたった」とのセリフがありましたが、実際には津島善子(ヨハネ)が食べ過ぎによるデブ化のフラグが立っていたことが判明!

 シーンは再び沼津市へ。黒澤家で小原鞠莉と松浦果南が、黒澤ダイヤに函館に1年生組3人を迎えに行ってほしいと提案。照れながらも黒澤ダイヤが受諾すると、再び舞台は函館に戻ります。

 無事、オーディションに合格した黒澤ルビィ、鹿角理亞に加えて、国木田花丸、津島善子(ヨハネ)は、「函館山ロープウェイ」乗り場の中にある「FMいるか」スタジオ内でクリスマスにライブが行われること、参加ユニット名は「Saint Aqours snow」であることをアピールします。

劇中で「Illumination クリスマスイベント」の告知は「FMいるか」のスタジオ内で行われました。「FMいるか」スタジオは「函館山ロープウェイ」乗り場内にあります

 アピール中に自分の口癖である「~ズラ」が出てしまったことにショックを隠しきれない国木田花丸とともに、鹿角理亞、黒澤ルビィ、津島善子(ヨハネ)が入口方面へと歩いていると、先ほど「旧函館区公会堂」で選考会の様子を見ていた「函館聖泉女子高等学院」の制服を着た2人が登場。

 鹿角理亞が制服を着た2人がクラスメートであることを告げながら黒澤ルビィの後ろに隠れ、「函館聖泉女子高等学院」の生徒が鹿角理亞に何かを言おうと思って口を開いた瞬間、黒澤ルビィから「Saint snowのライブです。理亞ちゃん出ます!」と、堂々と発言。

 これを聞いた鹿角理亞のクラスメートが「理亞ちゃん、私たちも行っていいの?」と確認すると、鹿角理亞は「えっ、うん……それと、今さらだけどラブライブ! 予選はごめんなさい」と素直に答えます。

 鹿角理亞のクラスメートは、自分たちが嫌われているかと思ったこと、予選大会へ応援へ行くことができなかったこと、「Saint snow」は「函館聖泉女子高等学院」の誇りであること、「クリスマスフェスティバル」でのライブにはみんなで行くことを伝えると、同級生とのわだかまりが解けて一気に和解。ちょっとした感動シーンとなりました。

「FMいるか」スタジオ内でライブの告知中に普段の口癖が出て国木田花丸が「失敗したズラ」のシーンは、入口側から「FMいるか」のスタジオを見るような感じで撮影すると再現可能!

 事前に国木田花丸、黒澤ルビィなどが手配し、姉の黒澤ダイヤは再び函館空港へ。その後、日暮れ前の「函館山ロープウェイ」乗り場正面の画像を挟んで、ロープウェイの車内で黒澤ダイヤは鹿角聖良と再会します。お互いにここに来るようにと言われたから来たことを伝えて、ロープウェイで展望台へ移動するシーンを挟んで舞台は展望台へ。

その後「函館山ロープウェイ」のシーンへ! なお、夜景時には海外からの観光客がラッシュアワーの山手線か! というくらいの多さ。気楽に聖地巡礼を楽しみたい場合は空いている昼がオススメ!

 展望台では「函館山ロープウェイ」に乗ってきた黒澤ダイヤ、鹿角聖良を、それぞれの妹である黒澤ルビィ、鹿角理亞がお出迎え。

 クリスマスプレゼントと題して、「Illumination クリスマスイベント」の一環として、クリスマス・イブに黒澤ルビィと鹿角理亞がライブを行うことを明かし、姉に教わったことを生かしながらも自分たちの力でできるパフォーマンスを行うので見てほしいと伝えます。

鹿角理亞、黒澤ルビィが鹿角聖良、黒澤ダイヤを出迎えるシーンも昼間なら楽々再現可能!
鹿角理亞、黒澤ルビィがクリスマス・イブに「Illumination クリスマスイベント」中にライブを行うことを鹿角聖良、黒澤ダイヤに伝えるシーンは、劇中の雰囲気とは大きく異なるものの、昼間のほうが背景までくっきり見渡せてグッド!

 妹から自らの力で生み出したプレゼントをもらい、しんみりしているシーンをぶち壊すように、国木田花丸が「あの~」と声をかけ、津島善子(ヨハネ)の「私のリトルデーモン達も見たいって!」の声が。

 声の聞こえるほうに顔を上げると、声の主の国木田花丸、津島善子(ヨハネ)はもちろんのこと、その他「Aqours」のメンバーとなる高海千歌、渡辺曜、桜内梨子、松浦果南、小原鞠莉が登場!

 この場に登場した種明かしは、渡辺曜の口から「鞠莉ちゃんが飛行機代を出してくれるから一緒にTogetherだって!」の言葉であきらかに。小原鞠莉のポケットマネーで飛んできたことがわかり、「小原グランドホテル」経営者の娘である設定をいかんなく発揮した場面です。

 「Aqours」のメンバーでありパトロンと化した小原鞠莉は、「あったりまえデース! こんなイベント見過ごすわけないよー!」とさらりと返し、松浦果南「さすが太っ腹」のセリフにかぶせるように、「太いのは善子ちゃんズラ!」と、デブ化フラグを回収した津島善子(ヨハネ)をいじる国木田花丸。

 鹿角理亞、黒澤ルビィの2人が「私たちの作るライブ見てくれますか?」と姉たちに問いかけると、鹿角聖良「もちろん」黒澤ダイヤ「よろこんで」という答えがかえってきます。

黒澤ダイヤ、黒澤ルビィ以外の「Aqours」のメンバーが待機していた上部展望台は夜特に混雑しているので、楽に見学したい方は昼間に行くのがオススメ!

 黒澤姉妹&鹿角姉妹の感動的なシーンの背後で、その他「Aqours」メンバーがサプライズを画策したところでキャストのタイトルコールがスタート!

 バックにはもちろん、香港、ナポリと並んで「世界三大夜景」の1つとされている函館の夜景シーンがドドンと登場します!

キャストのタイトルコールが行われたバックには、函館山から見た函館市内の風景がバックに!
夜景をがっちり撮るには、三脚を用意する必要あり

 その後は函館の夜景をバックに鹿角理亞より「今の私たちの精一杯の輝きを。」と、言った直後に黒澤ルビィより「見てください。」と発言したあと、両名で「メリークリスマス」と発言した直後にこの話と同じ曲名となる「Awaken the power(意味としては目覚める力)」のライブシーンがスタート!

 ライブは、「金森赤レンガ倉庫」側から「八幡坂」を見あげるようなシーンから始まり、最初は姉にライブをプレゼントしようとした黒澤ルビィ、鹿角理亞が登場、最終的にはその他「Aqours」のメンバー全員、それに鹿角聖良も加わっての合同ライブと盛り上がり、イルミネーションを施した「八幡坂」をバックにライブ終了!

 もちろん会場には、ライブを見に行くことを約束した「函館聖泉女子高等学院」の生徒たちの姿もありました。

その後、OP前のシーンから続くようにEDの「Awaken the power」のライブシーンへ! 舞台はもちろん「金森赤レンガ倉庫」側から「八幡坂」を見あげるようなシーンからライブがスタート!

 ライブ後は、雪降る空をバックに鹿角聖良、鹿角理亞のシーンへ。

 鹿角理亞が「姉さま、私、Saint snowはやっぱり続けない」と切り出します。「えっ!」っと驚く鹿角聖良に、鹿角理亞は「だって、これは姉さまとの思い出だから。世界に1つしかない雪の結晶だから。だから、新しいグループで、違う雪の結晶を見つけて、姉さまにもみんなにも喜んでもらえるスクールアイドルグループを作る。見てて!」と宣言します。

 「Awaken the power」のライブを成功させて吹っ切れた鹿角理亞のセリフを聞いた鹿角聖良の背後には、2人を見守る「Aqours」のメンバーが。

 最後に鹿角理亞の部屋のシーンを挟んで、黒澤ダイヤの「祝福しましょう、2人の新しいはばたきに」のセリフと、「Saint snow」の象徴である「雪の結晶のオブジェ」をバックに、9話「Awaken the power」は終了します。

 2期のお話は以後、小原鞠莉主役会の「シャイニーを探して」、廃校となることを強く意識する「浦の星女学院」、決勝大会前の1コマを描いた「光の海」と続き、前置きなくいきなり「ラブライブ!」優勝旗がはためいていた「私たちの輝き」で完結します。

 なお、2期は完結しましたが、完全新作の劇場版アニメの制作が発表されており、「ラブライブ!」の世界はまだまだ続きます。

 今回は、9話「Awaken the power」の舞台となったシーンを紹介しました。8話「HAKODATE」の舞台ともかぶる部分が多くあるので、同時に攻略していくのがお勧め!

 9話で登場した場所を振り返っていくと、1部沼津市のシーンがあった以外は函館市の「八幡坂」近くのシーン、「茶房 菊泉」、「ラッキーピエロ ベイエリア本店」、「函館空港」、「旧函館区公会堂」、「北海道函館市船見町7」エリアにある小さな公園、「函館ロープウェイ乗り場」、「函館山展望台」と、8話同様に舞台が目まぐるしく切り替わります。

 なお、「函館山展望台」は世界的な知名度を誇る観光地とあって夕方時には特に混雑します。聖地巡礼の際に「函館ロープウェイ」に乗車するタイミングは、事前に調べて検討しておくことをお勧めします。

 今回の聖地巡礼は、第2回でひとまず区切りとなります。

 明日の第3回では、「ラブライブ! サンシャイン!!」作中にも登場する函館聖地巡礼で外せない飲食店と、函館ならではの海鮮のグルメ特集をお届けします。

[池延大栄(大帝オレ)]