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「鮭めんたい」が110円! 松坂屋上野店で「食品もったいないセール」開催。様々な“理由”で正規販売できない食品が集結~“真夏日・夏日”予報でさらにお得に

[2018/5/18 11:54]

 松坂屋上野店では、品質や味に問題がなく、美味しく食べられるのに様々な“理由”で正規では販売することができない食品を集め、「食品もったいないセール」を2018年5月16日(水)~22日(火)まで、本館6階 催事場で開催しています。

 まだ食べられるのに、売れ残りや期限切れ、食べ残しなどで捨てられてしまう「食品ロス」は、日本では年間約646万トンといわれており、これは世界全体の食糧援助量の約2倍に相当するとのこと。同店では、賞味期限間近、規格外などの理由あり食品に加えて、食品特価品をそろえ、合計約3,500種類、18万点が会場に集結しています。

【商品の一例】
(マルハニチロ)鮭めんたい 110円
   賞味期限:2018年9月2日まで
(ガルシア)ピクアル種エクストラバージンオリーブオイル 498円
   ※限定120本 賞味期限:2018年8月まで
(順造選)すりおろしりんご汁 324円
   ※限定120本 賞味期限:2018年10月20日まで
※賞味期限は一例。

 また、2018年は春から全国的に記録的な暑さを観測する日が続出し、気象庁の季節予報によると5月は例年よりも気温が高い確率が60%と、この先も暑い日が多くなりそうということで、「5月なのに“真夏日”フェア・気温連動セール」を初開催されます。

 気象庁予報部が17時に発表する東京地方の翌日の予想最高気温で翌日の値引率を決定。「夏日」(25度以上)は対象商品が店頭表示価格から5% OFF、「真夏日」(30度以上)は対象商品が店頭表示価格から10% OFFとなります。その日の予想最高気温は、会場入口の「真夏日ボード(高さ約1.2m)」で掲示されます。対象商品は「真夏日マーク」が目印です。

「真夏日マーク」
「真夏日ボード」

【対象商品の一例】
(茶処東陽園)水出し煎茶ティーバッグ 648円
(池利)池利 手延べ三輪素麺 B-300 1,296円
(サンサス)冷やし中華麺 321円
(キンダイ製麺)半生うどん 486円
ダブルエーマンゴー(マンゴーの缶詰) 228円
など、飲料系商品や素麺、フルーツなどの夏商材を15品目以上。

 加工食品には「3分の1ルール」という商慣習があります。例えば賞味期限6カ月間だと、2カ月目までに小売店に納品、4カ月目までに消費者に販売します。昨今見直しの方向にはあるものの、賞味期限前に廃棄されてしまう食品を生み出す一因とされています。食品もったいないセールでは、賞味期限間近だけど、まだまだ美味しく食べられる商品を今回多数取り揃え、衝撃の価格で販売するとのこと。

 さらに、パッケージデザインが変更になった、終売品、パッケージが汚れた、など味は変わらないのに、規格外というだけでお買い得になっています。

【商品の一例】
デザイン変更:(キョーワズコーヒー)レギュラー珈琲 モカブレンド 348円 ※限定240個
終売品:(ハインツ)バルサミコビネガーケチャップ 149円 ※限定240本

 また、いか不漁のため、昨年より「いかの塩辛」「いか明太」の内容量が減っており、実質値上げになっているので、まとめ買いでお買い得価格になる今回が狙い目とのこと。値上げになった缶詰もお買い得価格で販売されます。

【商品の一例】
(山丁長谷川商店)生珍味各種 各410円、よりどり3個 1,100円
(あけぼの)帆立貝柱割肉 618円 ※限定240缶
(出雲屋)紅ずわいがに(料理用) 1,432円 ※限定150缶

 節約志向でありながら、こだわりの品や気に入ったものは高額でもお買い上げになるという、消費の二極化が続いていますが、今回は「上質品特集」を初企画され、ワインや缶詰、お茶なども揃っているとのこと。

【商品の一例】
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ(750ml) 18,900円 ※現品限り
(マルヤ水産)たらばがに金線135g 5,877円 ※限定200缶

[古川 敦]