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「週刊文春」で話題になった、「危ない中国食品2018」が300円の電子書籍で6/15(金)発売! 文春が特別取材班を編成、原産地・加工工場・流通の現場を取材

[2018/6/15 11:24]

 株式会社文藝春秋・電子書籍編集部では、電子書籍オリジナル「危ない中国食品2018 e-Books」(「週刊文春」特別取材班編)を6月15日(金)に配信開始しました。価格は300円(税込)。

 「危ない中国食品2018」は、「週刊文春」2018年4月19日号から5月17日号まで4回に渡って掲載された、日本の消費者の口に入っている危険な中国産の食品について取材した記事をまとめて一冊にした電子書籍オリジナルコンテンツ。

 週刊文春によると、2017年から18年にかけて中国産食品が日本の食卓へと静かに復活しつつあるとのこと。

 2017年から2018年にかけた冬の時期に、国産野菜の価格が軒並み高騰したのは記憶に新しいところ。天候不順による不作のためですが、その時期にスーパーや外食産業が安価な中国産生野菜や冷凍製品を多く入れるようになったことが理由のひとつだとのこと。

 一時期価格面での優位性から輸入が急拡大した中国産食品は、衛生面に問題が相次いで指摘され、日本の食卓から遠ざかっていましたが、国産野菜の供給不足をきっかけに、外食産業やスーパー惣菜などで復活しつつあるようです。

 保存がきき、さまざまな食品加工に使用されるたまねぎが代表格ですが、野菜だけではなく、しじみ、たこ、いか、えびなど海産物も冷凍の揚げ物やインスタント味噌汁などで利用されているとのこと。

中国からの輸入が多い野菜の代表格がたまねぎ。レトルトカレーやスープ、スーパー惣菜、冷凍食品、ドレッシングなどさまざまな食品で素材として利用されています

 土足の床に肉を叩きつける様子が動画で公開されたり、一時期ネットでも大きな話題となった中国産食品。はたして、安全性は向上したのでしょうか。

 「週刊文春」では、特別取材班を編成し、原産地、加工工場、流通の現場へと派遣した取材結果を写真を添えてまとめています。

 現代の暮らしでは、知ったからといって外食チェーンや持ち帰り惣菜、冷凍食品を一切利用しないというわけにもいきませんが、どのような素材が輸入されてどこで使われているかは、知識として知っておきたいところです。


[工藤ひろえ]