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「nanaco」も利用可能に! 食品自動販売機「セブン自販機」の新型が登場~交通系電子マネーにも対応予定。従業員の負荷も軽減し、2019年度中に全国500カ所へ展開

[2019/1/21 22:12]

 セブン‐イレブン・ジャパンが21日、“マイクロ・マーケット”(極小商圏)のニーズに対応した食品自動販売機「セブン自販機」の新型機を2019年1月25日(金)以降導入すると発表しました。

 「セブン自販機」は、店舗を出店するに至らないものの一定のニーズが見込める“マイクロ・マーケット”に着目したもので2017年9月以降、学校をはじめ、オフィスビルや工場等の従業員休憩所や待合室のスペースにセブン‐イレブンオリジナル商品を品揃えの中心とした食品自動販売機が設置されています。

 今回導入される新型機は、品揃え・陳列量を拡大し、電子マネー「nanaco」の利用が可能になるなど、より便利に、幅広い商品を購入できるように仕様変更されています。「nanaco」で決済すれば、税込100円で1ポイント付与されます。なお、交通系電子マネーも、2019年6月に開始予定としています。

 また、従来のチルド(4±2度)、米飯(20±2度)、常温(17~20度)、ソフトドリンクなど(10度)の4温度帯から、売上構成が高いデイリー商品に特化したチルド(4±2度)、米飯(20±2度)の2温度帯に変更され、商品数は最大75アイテムから最大92アイテムに拡大されています。

 また、システムも一部改良し、販売データを可視化することで、作業効率を向上し、従業員の作業負荷も軽減することができるとのこと。同社では、同機を2019年度中に全国500カ所へ展開し、今後もより「近くて便利」な店を目指すとしています。

[古川 敦]