今週末は太平洋側平野部でも積雪の可能性　気象庁が「雪と雷及び突風に関する全般気象情報」を発表～「大雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意」

　気象庁が25日、2019年1月26日(土)～27日(日)にかけて、東日本から西日本の日本海側の広い範囲と太平洋側の山地を中心に大雪となり、太平洋側の平野部でも積雪となるところがあるとの予報を発表しました。「大雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意してください」と注意喚起しています。

　山陰沖の低気圧が25日夜には北陸地方に進んで不明瞭となり、26日朝までには関東の東海上に別の低気圧が発生し、急速に発達しながら東に進み、その後は、27日にかけて冬型の気圧配置が強まると予報。東日本の上空約5000mには氷点下39度以下、西日本の上空には氷点下33度以下の平年よりも6度から14度低い強い寒気が流れ込む見込みとのこと。

　26日から27日にかけて、東日本から西日本の日本海側の広い範囲と太平洋側の山地を中心に大雪となり、太平洋側の平野部でも積雪となるところがあり、26日18時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、以下のとおりです。

　北陸地方、関東甲信地方　70cm
　近畿地方、中国地方　　　60cm
　東海地方　　　　　　　　50cm
　九州北部地方　　　　　　30cm
　東北地方　　　　　　　　25cm
　四国地方　　　　　　　　20cm

　27日18時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、以下のとおりです。
　北陸地方、関東甲信地方　50～70cm
　東北地方、近畿地方　　　30～50cm
　東海地方、中国地方　　　20～40cm

　また、26日にかけて、東日本から西日本の日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めるよう呼びかけています。