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「パタリロ!」の実写映画化決定! パタリロ役はもちろん加藤諒。タマネギ部隊に須賀健太ら~「パタリロ役は他の人に演じてほしくない」と加藤諒

[2019/3/12 22:14]

 1978年の連載開始から40年以上も愛され続け、シリーズ累計発行部数が2,500万部を超える魔夜峰央氏原作の漫画「パタリロ!」。2016年の2.5次元ミュージカル化に続き、映画化が決定しました。

 舞台のアナログ感と、映像化ならではアクションと白組によるVFXが融合し、“見たことはあるけど、観たことのない”パタリロ!ワールドが全開。2019年6月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国順次ロードショーされます。

 主人公のパタリロを演じるのはもちろん舞台版と同じく加藤諒。「生きたパタリロ」とも呼ばれる存在感を大爆発させ、歌って、踊って、スベって、ドタバタと躍動しています。青木玄徳さんと佐奈宏紀さんが演じる、バンコランとマライヒの倒錯した純愛も大きな見所です。

 またタマネギ部隊の一員として須賀健太さんが出演しているほか、哀川翔さん、西岡德馬さん、鈴木砂羽さん、松村雄基さん、近江谷太朗さん、木下ほうかさんといった超豪華俳優陣も大きな話題となっています。

 監督は舞台「パタリロ!」の演出も手がけ、俳優・声優・脚本家・演出家・ダンサー・ミュージシャンとマルチに活躍するクリエイターの小林顕作氏。「舞台を“少しだけ映画寄り”にしてみました」と語り、主要なスタッフ・キャストは舞台版のメンバーがそのまま担当しています。

魔夜峰央さん(原作者)のコメント

 「パタリロ!」が映画化なんて感無量!舞台版の時から実写は不可能だと思っていたので、どうやって作るのか見当もつかなかった。一言で言うと、とにかく“全編ミスマッチ”。舞台をご覧になった方もご覧になっていない方も、何も考えずに観ていただきたい。頭を使わなくても、放っといても勝手に笑わせてくれますから。

 決して3人では観ないでください。その理由は…座席のことはよく分からないけど、4人以上で観たほうが楽しめると思うな(笑)。

小林顕作監督のコメント

 観たこともない感じの映画に…するつもりはなかったけれど、結果的に考えてもみなかった映画になりました。スタッフが感情移入してくれて、舞台の空気感をそのまま“少しだけ映画寄り”にしてみました。

 「パタリロ!」の楽しみ方はたくさんありますが、応援上映の進化型のように映画館を楽しい場所にしたいですね。出来ることは何でもやりたいので、「試食コーナー」を作って、僕が毎日映画館の前でお客様をお待ちしています(笑)。

加藤諒さん(主演・パタリロ役)のコメント

 こんなに作品に愛を注いだことは初めてなので、パタリロ役は他の人に演じてほしくないんです。舞台版がすごく楽しかったので、それを同じスタッフ、キャストで映画にすることができてさらに楽しかったです。コミックのファンの方も舞台のファンの方も、「パタリロ!」を観るのが初めての人も、誰にでも喜んでもらえる素敵な作品になっています。

 今回の映画では、舞台版にはなかったソロの挿入歌を初めて歌いますのでお楽しみに!!

[古川 敦]