【食レポ】創業65年、東京・飯田橋で愛され続ける「餃子の店 おけ以」へ! 焼面パリパリ、餡はジューシー、タレなしでも旨い「餃子」はもちろん、「ジャジャンメン」も鬼ウマ!
飯田橋は、本の街・神保町からも近く、大日本印刷の本社があり、近隣に東京理科大学、法政大学、日本歯科大学などの大学もある、歴史ある本と学生の街です。
一方で、裏通りには一見さんお断りの会員制クラブや高級料亭などが並ぶ、都内屈指のグルメ街・神楽坂の玄関口でもあります。
今回は、歴史ある飯田橋で、学生やビジネスマンに65年にわたって愛されてきた「餃子の店 おけ以」へ。もともと東京都内のおいしい餃子の店としては必ず名前が上がる名店でしたが、2019年現在はミシュランビブグルマンにも選出されています。
「餃子の店 おけ以」では、看板メニューの「餃子」の他にも様々なメニューをラインナップしています。ランチタイムメニューは以下のとおり(価格は全て税込)。
・餃子 600円
・タンメン 680円
・ヤキソバ 680円 / 大盛り 800円
・玉子チャーハン 740円 / 小盛り 620円 / 大盛り 860円
・カニチャーハン 970円
・ジャジャンメン 800円
・五目ソバ(午後1時から提供) 920円
・ザーサイ 580円
・ライス 180円/大盛り 240円
まずは、看板メニュー「餃子」600円を注文!
餃子の焼面や羽根はきつね色に焼き上がっていて、見るからにおいしそう!
さっそく、餃子にかぶりつくと、皮は厚めでモチモチとした食感で、きつね色の焼面や羽根の部分は香ばしくパリパリ!
餡は力強い旨味が癖になるお肉、さっぱりとした野菜がバランス良く入ってジューシー感MAXな上に下味が想像以上に濃いめ! タレ無しでもウマウマに楽しめます!
餃子をこのままどんどん食べたいところですが、食レポなのでぐっと我慢。意外に充実している主食メニューから、今回は「ジャジャンメン」800円をセレクト!
ご存じと思いますが、「ジャジャンメン」は肉味噌が味の要となっているまぜ麺。中国北部の「炸醤麺(ジャージアンミエン)」が発祥のようですが、現在では台湾、香港、韓国や日本の盛岡などでもそれぞれのスタイルで提供されています。
まずは、味の要となる肉味噌を麺や具に絡めるようにかき混ぜ、全体に馴染ませていきます。
全体に肉味噌の味がなじむくらい混ざったところで麺をすすってみると、幅広の麺はコシとツヤがダブルでバランス良く楽しめ、甘味、ひき肉の旨味、味噌のコクがバランス良く合わさった肉味噌の風味がマッチしてメチャ食が進みます!
さらに、具のもやし、きゅうりもいっしょに食べると、肉味噌の風味が効いた麺に茹でもやしのみずみずしさ、きゅうりのシャキシャキ食感が楽しめて、野菜の水分で後味もすっきりさっぱり!
夏にピッタリな清涼感に満ちた麺料理として美味しく楽しめます!
最後は熱々の、淡麗な動物系の出汁や醤油の風味が効いたスープを飲み干して食事終了! ごちそうさまでした!
今回は、東京・飯田橋にある餃子の名店「餃子の店 おけ以」へ行ってきました!
看板メニューの「餃子」は1つ1つが大きく、皮はモチモチ、焼面や羽根はきつね色に染まって香ばしく食感もパリパリ! 中の餡は旨味が詰まったお肉、さっぱりとしたジューシー感が心地よい野菜がバランス良く入っている上に下味が濃いめで、素のままでも食が進むタレいらずなウマさ!
「ジャジャンメン」は、冷たいまぜそばのような一品で、甘くひき肉の旨味が詰まった肉味噌の風味がコシとツヤのバランスに優れた平打ち麺、みずみずしい茹でたもやし、冷たくシャキシャキとした食感が心地よいきゅうりに馴染んで清涼感のある美味しさ!
メニュー内容や料理の見た目には、SNS映えを意識したイマドキの派手さはないものの、毎日食べても飽きないウマさで65年にわたって愛され続ける「餃子の店 おけ以」。飯田橋近辺に立ち寄った際は、ぜひ一度名店の味をお試しください!