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1,380gの特大ローストビーフ! ロウリーズ・ザ・プライムリブが明日20日(金)開幕の「ラグビーワールドカップ」にあわせ「ビーフボウルカット」を50皿提供

[2019/9/19 19:45]

 ワンダーテーブルが、アメリカンローストビーフ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」で、ラグビー世界大会が開催される2019年9月20日(金)~11月2日(土)まで、1,380gサイズのローストビーフ「ビーフボウルカット」の販売を強化し、累計50皿の提供を目指すと発表しました。価格は19,800円(税別)。

 ロウリーズの本店であるビバリーヒルズ店では、毎年元日に開催される大学アメフト「ボウルゲーム」の決勝チームを招待する慣習があり、そこでは「ビーフボウルカット」と呼ばれる特大サイズのローストビーフを選手たちに提供しています。元々は、その時だけ振る舞う特別カットだったものが、アメフトやコアなロウリーズのファンから、アレを食べたいという声が挙がり、今では通常販売され、誰もが知るロウリーズの名物カットとなっているそうです。

 日本のロウリーズでは「ビーフボウルカット」は裏メニューとして扱っているため、その存在を知る人はほとんどいないとのこと。しかし、ラグビー選手をはじめ、これまで数多くのスポーツ選手達がひそかにチャレンジしているそうです。

 「ビーフボウルカット」はプライムリブ1,380gに、オリジナルスピニングボウルサラダ、マッシュドポテト、ヨークシャープディング、ホイップドクリームホースラディシュが付いています。

 「ロウリーズ」のプライムリブは、良質の牛肉を低温でじっくりとローストし、余分な脂を抜き旨みを凝縮させた逸品としています。するっとナイフがはいるほどの柔らかさ、口に入れた時は肉本来のしっかりとした繊維質が感じられ、ジューシーな味わいがほとばしり、これぞお肉だという醍醐味が味わえるとのこと。添えられたソースは、牛の骨でダシをとったオージューソースで、深い味わいのソースがお肉を引き立てるとしています。

ロウリーズ・ザ・プライムリブとは

 ロウリーズの1号店は、1938年、Lawrence L. Frank と義弟のWalter Van de Kamp の2人によってロサンゼルスのビバリーヒルズに開業。Lawrenceは、自ら“シルバー”と呼ばれるカートをデザインし、その中にローストしたプライムリブを縦置きにし、目の前で好みの焼き加減、カットで提供するというサービスを考案しました。

 このサービスは当時のアメリカ人にとって、とても斬新で、この後、多くのレストランがこの方式を模倣し、やがてはアメリカにおけるローストビーフの標準的なサービス方法となりました。その後、経営はLawrence の息子であるRichard N. Frank、さらにその息子であるRichard R. Frankに引き継がれ、現在は、Tiffany Stithが社長を務めています。

[古川 敦]