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サイゼリヤは軽減税率導入後も店内飲食と持ち帰りの税込価格を据え置き 店内飲食での本体価格を引き下げて対応~全店直営のため「キャッシュレス還元」には不参加

[2019/9/24 12:26]

 イタリアンファミリーレストランチェーン「サイゼリヤ」が19日、2019年10月1日(火)からの消費税率変更および軽減税率導入への対応を発表しました。

 「お客様にとって分かりやすい価格表示」(同社)として、全てのメニュー(ボトルワインなどを除く)を現行の税込価格に据え置き、実質2%値下げし、「店内飲食」と「持ち帰り」を同じ税込価格で提供するとしています。

 同社では、「毎日の暮らしを食で豊かにしたい」という想いから、今後もより良質なものを、よりお値打ち価格で提供することに取り組んでまいります」としています。

【例:ミラノ風ドリアの場合】
[現行]
 店内/持ち帰り 税込299円 本体277円 消費税22円(8%)
[10/1~]
 店内     税込299円 本体272円 消費税27円(10%)
 持ち帰り   税込299円 本体277円 消費税22円(8%)

 また、経済産業省が実施している「キャッシュレス・消費者還元事業」については、「サイゼリヤ」は全店直営のため、対象事業者の条件である「中小・小規模事業者」、「中小・小規模事業者に該当する加盟店(フランチャイズチェーン)」から外れるため、ポイント還元などは行なわないとのことです。

[古川 敦]