【食レポ】吉野家で中華の鉄人監修「麻辣牛鍋膳」! 3つの醤と7つの香辛料を使った「麻辣牛鍋膳」は、牛肉の旨味&香辛料の香り&麻辣な辛味で本格中華のウマさ!
牛丼でお馴染みの「吉野家」では、10月15日から熱々な鍋メニュー「牛すき鍋膳」&「麻辣牛鍋膳」を販売中です!
吉野屋創業120周年記念メニューとして登場した「牛すき鍋膳」と「麻辣牛鍋膳」。ともに一人サイズの鍋がメインの定食ですが、120周年を締めくくるメニューとして投入するだけに、吉野屋もかなり力が入っています。
「牛すき鍋膳」は、おなじみのすき焼き定食ですが、今年は昆布や椎茸などの出汁に、牛肉のエキスが効いたタレを追加。牛の旨味・風味がよりがっつりと感じられる味わいとのこと。
そして、なんといっても今回注目なのは、新登場の「麻辣牛鍋膳」。フジのテレビ番組「料理の鉄人」で中華の鉄人として活躍した陳建一さんが監修した“究極の麻辣タレ”で楽しむ麻辣湯スタイルのすき焼き定食です。
価格は「牛すき鍋膳 並盛」648円、「麻辣牛鍋膳 並盛」748円(価格は全て税別)。いずれも、大盛りは+100円。+93円でネギ増し、+278円で肉2倍盛注文も可能です。
ということで、今回は「麻辣牛鍋膳」を食べに「吉野家 秋葉原店」へ行ってきました!
今回は、「麻辣牛鍋膳 並盛」748円に、+278円払って肉2倍盛で注文。
並盛ではお肉や野菜などのその他の具材もバランス良く入っているのですが、今回肉の量を倍にしたことで、中華風「肉鍋」のような肉々しい見た目に!
鍋からは、様々な香辛料が入り交じる「麻辣湯」のような独特の香りが強く感じられます。
「四川飯店」オーナーシェフである陳建一さんが特別に配合した“究極の麻辣タレ”は、3つの醤(豆板醤、麻辣醤、甜麵醬)と7つの香辛料(花椒、唐辛子、五香紛、グローブ、スターアニス、ブラックペッパー、クミン)を使用。
さらに、仕上げに花椒油を回しかけられているので、食べる前にまず嗅覚で、芳しい中華の香りが楽しめます。
香りを楽しんだところで、まずは、小皿に「麻辣牛鍋」の具材を盛りつけてからいただきます!
すき焼き用とアピールしていた牛肉は、お肉の旨味と脂の旨味がバランス良く楽しめる上に、出汁の旨味、刺激的な唐辛子の辛味、痺れる山椒の辛味、独特の香りが癖になる五香粉やクミンの風味が効いてまさにリアル中華なウマさ!
お肉全体に熱々辛旨なタレの風味が効いていることもあって、メチャご飯が進みます!
「麻辣牛鍋」にはすき焼き用の牛肉のほか、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、人参、水菜、絹豆腐、きしめんなどの具材がたっぷり!
辛旨なタレの風味のおかげでどの具材もウマーですが、特に煮込めば煮込むほどに素材の甘味がにじみ出る上に、辛旨なタレが染みた厚切り玉ねぎが最高にウマウマ!
柔らかく煮えて甘みのある人参は、麻辣風味が効いたタレが辛すぎると感じてきた時の味覚リセットにぴったり。
辛旨な「麻辣牛鍋」の風味がダイレクトに染み込んで食が進むきしめんと、「麻辣牛鍋」の中に入った具材はどれもこれもスープに良く合ってウマウマ!
最後は、熱々でみずみずしさが立った絹豆腐を食べ、麻辣な風味に染まる口の中をリフレッシュさせながら「麻辣牛鍋膳」を完食! ごちそうさまでした!
今回は、吉野家×中華の鉄人・陳建一さんのコラボメニュー「麻辣牛鍋膳」を食べてきました!
見た目はお肉多めなすき焼きなので、ビジュアルからはあまり麻辣な要素は感じとれませんでしたが、いざ食べてみると評価は一変!
幅広かつお肉と脂身のウマさがバランス楽しめたすき焼き用の牛肉に、出汁の旨味と合わせて、様々な香辛料の風味がこだまするタレの風味が染みた中華なウマさに驚愕!
すき焼き用のお肉以外の各種具材も、言わずもがな麻辣なウマさに満ちたタレとマッチ!
素材の甘味が癖になる玉ねぎや人参、程よく麻辣な風味が効いた上に素材が持つみずみずしさも同時に楽しめる白菜、水菜、長ねぎ、煮込めば煮込むほどに麻辣な風味が効いてウマーなきしめん、刺激的かつ痺れる麻辣な風味を一度リセットしたい時にピッタリな絹豆腐と、全ての具材がハズレ感無く美味しく楽しめる事に大満足!
いつもの「吉野家」の定食メニューとは毛色が大きく異なりますが、段々と外が涼しく感じ始めるタイミングで刺激的かつ熱々な鍋定食を食べてみたい方にオススメな定食メニューとして楽しめました!
今日本各地で流行の兆しを見せている、大陸中華料理が好きな方はもちろんのこと、旨味と辛味がバランス良くこだまする麻辣風味な肉鍋を食べてみたい方にオススメな「麻辣牛鍋膳」。気になる方は、ぜひお早めにお近くの「吉野屋」でお試しください!