フード
いきなり!ステーキ 74店舗を閉店 ペッパーフードサービスが売上回復計画を発表~「忘れる、飽きる、嫌われる」から脱却を図る
[2020/2/27 01:53]
ペッパーフードサービスが、2020年2月26日に「2019年12月期 決算説明会」を開催。2020年度にステーキ専門の飲食店チェーン「いきなり!ステーキ」を74店舗退店する計画を明らかにしました。一方で、2店舗の出店が計画されています。
いきなり!ステーキは全店売上が80%台で推移しており、この売上不振の脱却の具体的な施策として、閉店による自社内競合を回避し、既存店舗の売上を回復させるとしています。また、ニーズをマーケティング分析し、既存店舗を他業態へ移行するとのことです。
既存店では、「0.2秒作戦“目を見ていらっしゃいませ!”の挨拶」の徹底、新たな人事評価制度の導入、肉マイスター制度の活用(食材の味を引き出す焼き方)することなどが対策として挙げられています。
同社の2020年12月期(第36期)の基本方針は、「正笑・会社の新たなる価値創造 驕ることなく初心にかえり足元固めさらなる挑戦」を掲げ、「コンプライアンス重視の経営」「食の安心・安全を優先」「お客様ファースト」で、「忘れる、飽きる、嫌われる」から脱却を図るとしています。