高級“生”食パン専門店「乃が美」が6年8カ月で47都道府県への出店達成! 最後の空白県の秋田県へ6月に出店~「100年先も愛されるように大切なことを続けていきます」
高級“生”食パン専門店「乃が美」が26日、創業6年8カ月で、国内最後となる秋田県へ6月に出店し、全国47都道府県制覇、173店舗の出店を達成する予定と発表しました。
同社では「この日を迎えることができたのも、ひとえに皆様方のお引立ての賜物と心より感謝しております。今後も全国の方々に多くの幸せをお届けできるよう、精進して参ります」とコメントしています。
また、「目標としていた全国47都道府県に出店できた今、新たな目標として、まだお届けできていない地域へパン工場を併設したお店をつくり、『待っています』『楽しみにしております』とお声がけをいただいている方々へお届けすること。そして、すべての地域の方々に乃が美を『地元のパン屋さん』と思っていただきたいという想いがあります。大量生産はせず、どこのお店でも一つひとつ手づくりで焼きあげた食パンをならべること、それは絶対に変わることはありません。『生』食パン発祥のお店として今後も変わらず皆様に愛されるパンを目指し、100年先も愛されるようにコツコツと当たり前ですが大切なことを続けていきます」と今後の意気込みを語っています。
「乃が美」の創業エピソード
乃が美の【「生」食パン】が生まれたのは、ほんの少しの思いやりからです。
1つは、創業者が定期的に慰問していた、老人ホームで耳にした「食べているときと笑っているときが一番幸せ!でも朝食に出るパンは耳が固くて食べられない」というおじいちゃん、おばあちゃんの声を聞き、「『耳まで柔らかいふわふわの食パン』を食べさせてあげたい。」との想いからヒントを得ました。
そして2つめは、卵アレルギーで食物の制限がある創業者の娘が食べていたパサパサのパンを見て「ふわふわの柔らかい食パン」を食べさせてあげたいと思ったことがきっかけです。
2年かけて「やわらかさ」「きめ細やかさ」「甘味」「香り」すべてにおいて納得のいくパンが完成しました。
パンづくりはまったくの素人として初めたため、常識では考えられないやり方でこれまでにない食パン、【「生」食パン】が生まれました。
原材料と製法にこだわった為、市販の食パンの3倍以上の価格となり、創業当初はご理解いただくにも苦労しましたが、想いが少しずつ広まり、今では、お土産や贈答品として多くのお客さまからご贔屓の声をいただくまでになりました。
また、数々の著名人の方の差し入れや、引き出物にもお選びいただいております。