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税込880円の「日替わり定食」も! ご飯の大盛り無料! 「塚田農場」の一部店舗が食堂業態「つかだ食堂」に転換~「生販直結でなければ、この質でこの価格はない!」を目指す

[2020/6/4 19:04]

 独自モデル「生産者直結」で塚田農場などの飲食店を運営するエー・ピーカンパニーが4日、“コロナ共生・コロナ禍終息後の新たな生活様式への転換”を見据え、食堂業態「つかだ食堂」を立ち上げたと発表しました。

 「つかだ食堂」の開発は、コロナ禍の過ぎた後の消費行動の変化に素早く対応していくためで、同社の一斉休業開始後すぐに着手し、5月15日には渋谷南口店のパイロット運営をスタート。初の試みとなる食堂運営と、これまでに蓄積してきた知見を折り合わせ、市況と「つかだ食堂」の全体設計について調整を図ってきたとこのと。今回、3店舗目となる池袋北口店の開店について目途が立ち、正式に「つかだ食堂」について発表されました。

 同社が創業来大切にしてきた多くの生産地との縁によって、心を込めて作られたおいしい食材を、産地から直接納入されているとのこと。同社は、今まで、産地や食材で大別してブランドが展開されてきましたが、「つかだ食堂」はこの垣根を越え、エー・ピーカンパニーがあつらえることのできる全食材から、旬や生産状況によって紹介したいものを選び抜き、提供していくとしています。

 塚田農場を代表する地鶏のみならず、鮮魚や野菜、お肉やホルモンまでが「つかだ食堂」に一堂に会し、“心とお腹を満たす”とのことです。

 料理は、地鶏をメイン食材に宮崎や鹿児島そして北海道の食や食文化を楽しむ「塚田農場」、“今朝獲れ”や“未利用魚”などの鮮魚を提供し魚食の持続可能性を追求する「四十八漁場」、腕利きの職人が厳選する脂乗りよい“大とろホルモン”を中心とした大衆的肉料理を提供する「芝浦食肉」など、各ブランドが誇る価値ある食材を、毎日でも通える価格帯で提供するとのこと。

 定食スタイルはもちろん、単品でも注文できるので、ランチタイムをはじめ「会社帰りにちょっと一杯」という使い方もでき、汎用性高く、老若男女どんな人にも使いやすい業態を目指したのが「つかだ食堂」としています。「生販直結モデルでなければ、このクオリティでこの価格はかなえられない!」そう感じてもらえる食事を目指すとのことです。

昼の部 メニュー例

「つかだ食堂」店舗情報

 コロナの影響で、より一層利用シーンが居酒屋ではなく「食事」に傾向することが想定できる立地や環境を選定し、まずは塚田農場を業態変更する方法で「つかだ食堂」を複数店舗展開していくとのことです。

【店舗】
5月15日 渋谷南口店(前・北海道シントク町 塚田農場 渋谷南口店)
5月18日 武蔵小杉店(前・北海道シントク町 塚田農場 武蔵小杉店)
6月 9日 池袋北口店(現・宮崎県日南市 塚田農場 池袋北口店)
(他、準備中の店舗あり)

【営業時間】
昼の部:11時30分~15時00分
夜の部:16時00分~22時00分

[古川 敦]