近大水産研究所初の朝食メニューも! 養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所 はなれ」が東京駅エキナカ「グランスタ東京」に本日3日(月)オープン
近畿大学と近畿大学発のベンチャー企業、アーマリン近大が、3店舗目となる養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所 はなれ」を、東京駅の新たなエキナカ商業施設「グランスタ東京」に出店します。「グランスタ東京」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開業を延期していましたが、2020年8月3日(月)にオープンします。
「近畿大学水産研究所 はなれ」では、大阪と銀座の既存店とは異なり、近畿大学が稚魚まで育て、その後各地の業者が育成した養殖魚「近大生まれの魚」を中心に提供。また、国際基準の水産エコラベル認証制度「SCSA認証」によって、持続可能で環境に配慮して生産された養殖魚であると証明されたものを積極的に取り扱うとのことです。
近畿大学の養殖魚専門料理店は、大学の研究成果を社会に還元することを目的として運営しており、さらに、近畿大学の建学の精神である「実学教育」を実践する場所としても活用されます。今回オープンする3号店でも、学生の書作品を店内インテリアに取り入れたり、学生が開発に係わったメニューを提供したり、学生の成果を発信する取り組みが行なわれます。
本日、「グランスタ」は新たに66店舗が仲間入りし、「グランスタ東京」として生まれ変わりました!
— 東京駅 グランスタ (@gransta_jp)August 3, 2020
今までとは一味違う、ここでしか買えない手土産や、ふらっと立ち寄りたい横丁エリアや、駅ならではのお店など…エキナカとは思えぬ楽しい空間の誕生です?pic.twitter.com/4tzgjtKvrh
メニュー紹介(一部抜粋)
3号店はエキナカという立地を生かしたメニュー構成で、日本ならではの「手桶け」を器に見立てた手桶寿司など素早く提供できるメニューのほか、1・2号店にはない朝食メニューも特徴。米は近畿大学農学部が監修した「金賞健康米」を使用し、寿司酢には江戸前寿司の伝統である赤酢が使用されています。
また、近大マグロのエキスが入った「フリーズドライの味噌汁」を出店に合わせて開発するなど、随所に近畿大学の研究力が発揮されています。
紅色は「近大生まれのマグロ」、白色は「近大生まれのマダイ」と「近大シマアジ」を使用し、食材でおめでたい紅白が演出されています。
焼き魚と「近大生まれのマグロ」のお造りが味わえる豪華な朝食メニュー。焼き魚は、近大が養殖した“近大卒の魚”を日替わりで提供されます。
「近大生まれのマグロ」の大トロ、中トロ、赤身がのった、クロマグロの美味しさを堪能できる逸品。一日150食の数量限定で提供されます。
「近大生まれのマグロ」と「近大生まれのマダイ」、「近大シマアジ」がふんだんにのった豪華なちらし寿司。一日100食の数量限定で提供されます。
【近大生まれの「鷹島本まぐろ」】
長崎県の本まぐろ養殖の専業メーカーである双日ツナファーム鷹島が、近大生まれの稚魚から養成。対馬海流の早い潮流に乗って運動することで育つ、きめ細かい身質が特徴。
【近大生まれの「ふかうら真鯛」】
愛媛県の安高水産有限会社が近大生まれの稚魚から養成。深浦湾の黒潮と豊かな自然に囲まれた環境で、ゆったりとした大型生簀で安全・安心、最高の肉質にこだわって養殖されています。
【近畿大学農学部監修「金賞健康米」】
幸南食糧が、近畿大学農学部と精米機メーカーのサタケの技術協力により開発。従来は糠と一緒に取り除かれていたビタミン類やミネラル分などの栄養成分を残したまま精米する技術によって、米の栄養価を高く保つことに成功しました。
【近大マグロ中骨エキス入り「フリーズドライの味噌汁」】
完全養殖でサステナブルな「近大マグロ」は、身のみならず頭から尻尾まで料理として提供されており、さらに皮から財布などの製品を作るなど余すところなく活用されています。唯一、使用していない中骨からエキスを抽出し、3号店オープンに合わせて味噌汁を開発したとのこと。
※使用食材は仕入れ状況により変更する可能性があります。