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和風ハンバーグのような万能調味料! 創業118年の浜田屋本店が「ご飯にかける和風ハンバーグ」を全国発売~新型コロナによる経営危機を乗り越えるための新商品

[2020/11/11 20:57]

 地元 淡路島の名物「玉ねぎ」や地元の調味料などを使用した「淡路島ソース」を看板商品にもつ食品加工メーカー、浜田屋本店が、新型コロナショックにて売上が激減という創業118年目にして2回目の経営危機を乗り越えるための新商品「ご飯にかける和風ハンバーグ」を、2020年11月上旬に全国発売します。容量は100gで、標準小売価格は600円(税別)。

 浜田屋本店は元々、全国の高級旅館・料亭向けの珍味をメインに製造していますが、バブル崩壊後年々売上が減少。そんな時、会社の起死回生として2007年に生まれたのが万能調味料「淡路島ソース」。発売以来口コミが広がり、少しずつ知名度が上がり、近年では年間5万本以上を出荷し、淡路島の土産としてはもちろん大手企業とコラボをするまでのヒット商品になっています。

 そんな経営危機を乗り越えた最中、今回の新型コロナウイルスの影響で2020年2月頃から影響が出始め、一時期の売上は前年比7~8割減と非常に厳しい状況になったとのことです。

 この第ニの経営危機を乗り越えるため、コロナ時代を生き抜く、おうち時間を楽しめるような新商品を開発することとなり、会議で、第一の経営危機を乗り越えたきっかけの「淡路島ソース」を軸として何かをつくりたいという意見がでる中、口コミやSNS上で淡路島ソースに一番あうとされるハンバーグをイメージしたご飯のお供「ご飯にかける和風ハンバーグ」を開発することになったとしています。

 「ご飯にかける和風ハンバーグ」は、お肉と甘味があることが特長の“淡路島産玉ねぎ”のざく切りに、しょうゆベースの和風ソースの味付けがご飯に合い、まさに食べる淡路島ソース。ご飯にかけて食べるのはもちろん、卵かけご飯、釜玉うどん、冷奴など、さまざまな料理に使える万能調味料とのことです。

[古川 敦]