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発売を切望する声が多数寄せられ一転販売へ! 「LAGAR」と間違えたまま、サッポロとファミマの共同開発ビール「開拓使麦酒仕立て」が2月2日発売~「慎重に検討を重ね、発売中止の決定を取り消す」

[2021/1/13 22:44]

 サッポロホールディングスのグループ企業であるサッポロビールが13日、2021年1月8日に『LAGER』とすべきところを『LAGAR』と誤記したため発売中止を発表した「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」を、全国のファミリーマートの酒類取扱い店舗約16,300店で、2021年2月2日(火)に発売すると発表しました。

 ファミリーマートとの共同開発商品である「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」は、デザインの一部に誤表記があることを理由に発売中止することが発表されましたが、その後、本商品の取扱いを心配する声や、発売を切望する声など多数の意見が寄せられ、両社で慎重に検討を重ねた結果、「お客様のご意見を真摯に受け止め、発売中止の決定を取り消すことといたしました」としています。

 また、「温かいご意見を頂きましたことに御礼申し上げますとともに、方針変更により多くのお客様にご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。

 「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」は2021年1月5日に、350ml缶(税込219円)、500ml缶(税込286円)を数量限定で1月12日に発売することを発表。古くから用いられていた伝統的な製法である3回煮沸法を採用した濃醇なビールで、日本人によるビール造りの原点であり、明治9年に日本人による初のビール工場として開業した「開拓使麦酒醸造所」で用いられていた伝統的な製法を採用し、しっかりとした飲みごたえのある味わいを実現したとしています。アルコール分は6%。

 パッケージの中央には「開拓使麦酒醸造所」の当時の姿をデザインし、古くからの伝統的な製法を用いたビールであることをアピール。また、「開拓使麦酒醸造所」のレンガを想起させるエンジ色を基調としながら、ゴールドとクリーム色で美味しさを演出しています。

 なお、「LAGER」のスペルの誤り以外は、成分・表示などには問題がないとのことです。

[古川 敦]