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不要不急の外出は控えて! 国土交通省が24日(日)の関東甲信地方の大雪に備えて注意喚起~これまで積雪のなかった平地で大雪となるおそれ、東京23区でも積雪の見込み

[2021/1/23 23:34]

 国土交通省が23日、2021年1月23日(土)夕方から24日(日)の関東甲信地方の大雪に備え、ドライバーなどに注意を呼びかけています。

 関東甲信地方では23日から雨が降っており、標高の高い地域では雪に変わってきており、23日(土)夕方から24日(日)にかけて関東の南を低気圧が通過する影響で、平野部も含めて広い範囲で大雪となる見込みで、都心でも積雪となり、大雪となるおそれがあるとしています。

 今回は、これまで積雪のなかった関東地方の平地で大雪となるおそれがあり、東京23区でも積雪となる所がある見込みとのこと。過去にも大雪による車両の立ち往生が発生していることから、十分に警戒し、大雪が予想される地域では、不要不急の外出は控えるよう注意喚起しています。

 一般のドライバーは、冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底と、降雪状況により、集中除雪による通行止めやチェーン規制を実施する場合があり、広域迂回の実施や、通行ルートの見直しなどのへの協力を呼びかけています。

 2020年12月や1月7日からの大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じています。国土交通省では、冬タイヤの未装着などにより立ち往生した事業用自動車に対し、悪質な事例については、監査をしたうえで、安全管理義務違反として、当該事業者の行政処分を行なうこととしています。

 また、大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあるので、最新の気象情報や交通情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動するよう注意喚起しています。

[古川 敦]