今年の節分は124年ぶりに本日2日(火)! 節分の豆まきの事故に注意! 5歳以下には硬い豆やナッツ類は食べさせないよう消費者庁が注意喚起~「泣いている時に食べ物をあげないで」
2021年の節分は、124年ぶりに2月2日(火)となります。消費者庁では、かみ砕く力や飲み込む力が弱い5歳以下の子どもには、硬い豆やナッツ類は食べさせないよう呼びかけています。
【硬い豆やナッツ類は窒息や誤嚥の危険!】もうすぐ節分。子どもは笑ったり泣いたり走ったり、活発に動きます。口の中に豆やナッツ類があると、誤ってのどに詰まったり、息を吸った時に気管に入ったりしやすく危険です。5歳以下の子どもに豆やナッツ類を与えないでください。https://t.co/ssNgODamfjhttps://t.co/HMgsTcoZbmpic.twitter.com/sTsab6VzCE
— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo)January 28, 2021
ピーナッツ、炒り豆、枝豆などの豆類、アーモンドなどのナッツ類は、飲み込む準備ができていない時にのどに落ちたり、息を吸ったときに不意にのどに移動したりして、のどに詰まることがあります。また、小さく砕いた場合でも、気管に入り込んでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。さらには、豆が気管や気管支の中で水分を吸って膨らみ、窒息を引き起こす場合もあり、大変危険なので、5歳以下の子どもには食べさせないよう注意喚起しています。
消費者庁には医療機関から、「アーモンドを子どもに食べさせていた。口内に残したまま歩行中、もっと欲しがって泣いたところ、むせて咳き込んだ。その後もゼイゼイした感じがあり受診した。右気管支異物により入院6日間」(2歳)など、豆やナッツ類の窒息や誤嚥による子どもの事故情報が寄せられているとのことです。
大人に近い咀嚼ができるようになり、飲み込んだり吐き出したりする力が十分に発達するのはそれぞれ3歳頃ですが、その2つを協調させることができるようになるのは6歳頃と言われています。特に、兄姉がいる家庭では、兄姉が豆やナッツ類を食べていて欲しがっても、食べさせないようにとのことです。
そして、物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。泣いている時に食べ物をあげるのもやめましょう。