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熱海市が今は支援物資を送らないよう呼びかけ　避難者の多くは市内ホテルに滞在し、既に多大な物資が届き保管場所の確保が困難～「保管場所が安定した際は改めて支援物資の提供をお願い」

[2021/7/8 18:43]

　熱海市が7日、土砂災害に対して、一度、支援物資の提供を遠慮すると呼びかけています。

　熱海市は、「この度の土砂災害に対し、多くのご支援を賜り誠にありがとうございます」と感謝しながらも、現在、避難している人の多くは市内ホテルに滞在しており、外部から提供を必要とする物資は限られいる中で、さらに大変多くの人々から、多大なる物資の支援が送られており、保管場所の確保が困難な状況となっているとのことです。その上で、「大変心苦しいところではありますが、一度支援物資のご提供（ご支援）をご遠慮させていただきます」と、今は支援物資を送らないよう呼びかけています。

　同市では、「みなさまからのご厚意をこのような形でご不快の念をおかけいたしまして、大変申し訳ございません。保管場所の状況が安定した際は、改めまして支援物資ご提供のお願いをさせていただきますので、その際は変わらぬご支援を賜れますと幸いでございます。誠に身勝手ではございますが、ご容赦の程、よろしくお願い申し上げます」としています。

[古川 敦]