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超希少牛肉と激辛唐辛子を使ったその名も「赤鬼まん」が“中華まんの日”の本日27日(土)発売! エガちゃんがロゴを制作~限界まで詰め込んだ牛肉の溢れ出る旨味

[2021/3/27 13:07]

 熱海の新名物「熱海温泉 毒饅頭」を製造・販売する伊豆半島合同会社が、地元の幻の牛肉と香辛料をマリアージュさせた「赤鬼まん」を、中華まんの日である2021年3月27日(土)に発売し、ワンコイングルメ市場と激辛グルメ市場に参入します。価格は500円(税込)。なお、なぜ肉まんを冬でなく春に発売するのかは、「緊急事態宣言があけたからです」とのことです。

イメージ写真には敢えて牛肉まんの中身を見せない秘密主義

 伊豆半島(地域)の北部には、年間数百頭ほどしか市場に出回らない幻の牛「あしたか牛」が飼育されています。そして、伊豆半島合同会社の代表は、日本最大の激辛グルメの祭典に関わり、全国の辛い物を誰よりも知る存在ということで、構想10年、試作2年を経て、同社らしく、いつも通りこだわりぬいたとのことです。

 ロゴについては、赤鬼らしい暴れぶりと、地方や仲間に優しいキャラクターにひかれて、江頭2:50さんに制作をお願いしたとのことで、大胆な筆の運びで関係者を驚かせるだけでなく、おちゃめなエガちゃん顔マークがとても印象的なロゴとなっています。

 あしたか牛は、伊豆半島の北部である富士箱根伊豆国立公園に囲まれた環境で育ち、厳選された飼料によって一定期間肥育することにより仕上られた高品質な牛で、豊かなコクのある風味が特徴とのこと。中でも風味豊かで、柔らかい肉質を有する厳選された牛肉だけが「あしたか牛」と称されています。

 年間生産量が限られていて、赤身の旨味と脂のやさしい甘みのバランスが良く、ほとんどが静岡県内の飲食店で消費されており、食通も美味いと太鼓判を押す静岡県を代表する牛肉となっています。

 「赤鬼まん」餡の牛肉は、あしたか牛100%で、原価や希少さを無視して美味しさを優先した餡、限界まで詰め込んだ牛肉と溢れ出る脂の旨味に、タケノコとキノコを加えることで食感も楽しめるとのことです。

 同社の代表・布施氏は、これまで国内外において、食のテーマパークや食フェスの立ち上げや宣伝を数多く担当。近年の激辛ブームに大きく影響を与えた、日本最大級の激辛グルメの祭典にも実行委員会として関わっています。激辛グルメの専門家として、“辛くても美味くなければ続かない”、“赤さが辛さのバロメーターではない”と判断していて、流行の痺れやゲーム性の高い痛みを感じる辛さは避け、美味さと辛さがバランスよく残るような味を表現したとしています。

 香辛料は、トレンドのハバネロやブートジョロキアではなく唐辛子を選び、餡と皮に練り込んで、熱海名産の果物「だいだい」に因んで、橙色(ダイダイイロ)に仕上げられています。

 ミシュランガイドで星を獲得しているシェフやソムリエのチェックに加え、有名鮨屋店主、有名焼肉屋店主、有名焼鳥屋店主を巻き込み、本気で牛肉まんづくりに挑戦。ただし、小さな自社工場では限界があり、1年以上挑戦したものの失敗続き、そして辿り着いたのが肉まん製造歴30年以上の専門工場との共同開発。幻のブランド牛を使ったこだわりのレシピを渡し、ベテランの職人達が仕上げていく、理想的な流れが実現したとのことです。

 肉まん製造歴30年以上の熟練職人達との共同開発により、想定以上のこだわりの牛肉まんを狙える位置まで到達し、“美味いけど、とにかく辛い肉まん”、“辛いけど、とにかく美味い肉まん”にするべく、美味さと辛さがバランスよく残るような味を表現したとしています。

 同社では、現在、別の国産牛肉を用いて、ヨダレが出るほど、ヨダレのように脂が溢れる「よだれ肉まん」を製造中ですが、高級な牛肉ほど、脂が溶けだす温度が低く、脂が溢れ出てくるジューシーさをウリにしたいところが、白い皮に脂のほとんどがシミてしまい、見た目に問題が出ていたとのこと。脂ジミを香辛料で色付けして目立たなくさせていく中で、橙色に生まれ変わった皮をヒントにした「赤鬼まん」が誕生したとのことです。

左から「よだれ肉まん」、「赤鬼まん」

伊豆半島合同会社

住所 :静岡県熱海市咲見町7-33 ユニオンビル1F
営業日:月~日曜日10:00~17:00 不定休

[古川 敦]