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食べやすい毒饅頭!? ドクダミを1/4にした「二代目 熱海温泉 毒饅頭」が本日19日(土)発売~武田双雲氏の書が印字された桐箱入りで1,380円

[2019/1/19 11:09]

 熱海の新名物「熱海温泉 毒饅頭」を製造・販売する伊豆半島合同会社が、また食べたくなるように進化したという新味「二代目 熱海温泉 毒饅頭」を2019年1月19日(土)に発売します。特製桐箱に4個入りで、価格は1,389円(税別)。和紙で包装され、熱海の思い出も入っています。

 2018年8月に発売された「初代 熱海温泉 毒饅頭」は、瞬く間に1日あたり数百個が売れるようになった大ヒット商品で、熱海の新名物となっています。今回の新味「二代目 熱海温泉 毒饅頭」では、ドクダミの量を初代4分の1にして食べやすくしたとのこと。

 同社では、年末年始に新味のトライアル販売を行ない、購入者の中から100名にヒアリング調査を実施して「初代」の味から進化させたとしています。二代目は、食のプロである料理人のチェックと目利きのプロである一般客の二重チェックとし、ドクダミの量を4分の1にして、ドクダミ特有の草のような香りが苦手な人でも食べやすいいように改良。一定以上の評価を受けて、正式に「二代目」として販売が決定したとのこと。

 上質なインパクトを与えるためにドクダミを多めに含有させた「初代」に対して、「二代目」では“食べ易さ”と“クセになる味”を表現。口の中でフワっとほのかに感じる草の香り、後から追いかけてくるどこかで出会ったことがあるような風味を表現することに時間をかけたとのこと。

 当面は、「初代」黒色・「二代目」黄土色、共に店頭で販売するとしています。なお、「毒饅頭」は通信販売を行わず店頭のみで販売しており、熱海の街を歩かないと購入ができない一品です。

左が「二代目」黄土色、右が「初代」黒色
伊豆半島合同会社

 「熱海温泉 毒饅頭」は、初代・二代目共に、「食を愛する大人の方に満足いただける味」を追求したという、日本初・日本発のドクダミ温泉漫頭。甘さを抑え、お口の中でフワっとほのかに感じる草の香り、ドクダミの風味が特徴です。同社内で何度も試作を重ね、三ツ星を獲得した料理人やソムリエに味のチェックを依頼。美味しさのド真ん中を捉えるため、和・洋・中それぞれのジャンルに分けて多くの関係者が協力したとのこと。

 生地に練り込んだ兵庫県産無農薬栽培のドクダミ、希少で高価な鹿児島県産と宮崎県産の本葛、北海道産の小豆100%のこし餡など、国産の食材を最大限に活かし、日本初のドクダミ入り温泉饅頭は、販売開始から大きな反響を得ることとなったとのこと。売切れが続出し、製造が追いつかなくなったため、9月には一時休業し、増産体制をたて直したほど。

 化粧箱は和の香りただよう桐の木箱。高級家具の代名詞でもある桐を使い、三重県の匠が丁寧に手作りで仕上げた世界にひとつしかない作品で、桐1本1本の個性が活かされて、桐箱ひとつひとつの木目柄となるため、まったく同じ桐箱が世界に存在しません。

 また、ほとんどの蓋は別の桐箱に被せても綺麗にはまりません。ひとつの身体として顔と胴体が決まっているように、恋人や夫婦のようにパートナーが決まっています。滑らかな蓋には武田双雲氏の書が力強く印字されています。

 なお、「熱海温泉 毒饅頭」には、初代・二代目共に、1/9999以上の確率で、幸運をよぶ特製「金色札」が封入されています。同社スタッフが、家内安全・健康祈願・無病息災・恋愛成就・合格祈願・学業成就・商売繁盛・千客万来・昇格昇進などを願い、金色札を手にして、熱海市内の神社を1か所ずつめぐり、欲張りなくらい、お祈りしたとのこと。

 製造スタッフ1名が気まぐれに封入するため、販売スタッフや代表スタッフですら、どの箱に「金色札」が入っているのか知らないそうです。

 「二代目 熱海温泉 毒饅頭」の原材料は小豆餡(赤生餡、ビートシュガー、カップリングシュガー)、小麦、砂糖、どくだみ、卵白、葛粉、食用油脂/トレハロース、膨張剤(一部に小麦、卵を含む)。賞味期限は販売から7日間。

[古川 敦]