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あの有吉弘行“思い出のパン”「スペースアポロ」と新味「イチゴクリーム」がウルトラヒーローパッケージで明日1日(金)から期間限定販売! 2種類のパッケージを重ねると…~同日から出荷価格を値上げ

[2021/9/30 21:20]

 フジパンが、円谷プロとのコラボレーション企画として、期間限定パッケージの「スペースアポロ」「スペースアポロイチゴクリーム」を、2021年10月1日(金)に沖縄を除く全国で発売します。販売期間は11月30日納品分まで。価格はオープン。なお、フジパンは10月1日(金)から、「スペースアポロ」などの洋菓子商品の出荷価格を平均7.9%値上げします。

 「スペースアポロ」と、イチゴクリームとざらめをサンドした新製品「スペースアポロイチゴクリーム」のパッケージにウルトラマン、ゾフィー、ウルトラセブン、ウルトラマンゼロたち人気ヒーローが登場しています。「スペースアポロ」、「スペースアポロイチゴクリーム」ともに各2種類で展開され、それぞれの味で2種類のパッケージを重ねると…、ウルトラマンの共演が楽しめます。

 フジパンのグループ会社「ナガイパン」が昭和50年頃に製造・販売していた洋菓子の「アポロ」を再現した商品が「スペースアポロ」です。

「スペースアポロ」通常パッケージ

 事の起こりは、テレビ朝日系で毎週金曜日の20時から放送されている「マツコ&有吉 かりそめ天国」の2020年8月14日(金)の放送で、有吉弘行さんが幼い頃に食べたと記憶している思い出のパン“アポロ”を探すという企画が放送されたこと。ナガイパンの地元、広島市内でも「ネットにも出てこない謎のパン」としてSNS上で話題になりました。

 調べていくと“アポロ”は昭和50年頃にフジパンのグループ会社「ナガイパン」が製造・販売していた洋菓子であることが判明。同社内で調査を行なったところ、レシピなどの詳しい資料は残っておらず、唯一残っていた資料に映っていた写真と、当時を知る社員の記憶をたどり、試行錯誤を重ね商品の再現に成功したとのことです。

当時の商品画像

 この幻のパンの発売を望む声が多数よせられ、それに応える形で、2020年10月に期間限定で発売すると、僅かな資料と情報をもとに、再現された当時のパッケージも、レトロでありながら、印象的なデザインで大好評。初日に13万個売り上げるなど、当初の販売計画を大幅に上回り、一部注文された数量を確保する事が難しい状況になり、出荷数量制限がかかるほどでした。

 惜しまれながら発売を終了した「スペースアポロ」ですが、「発売をして欲しい」「食べてみたい」という熱いリクエストが多くよせられたことから、再発売を決定したとのことです。

「スペースアポロ」

 ふんわりスポンジケーキにミルク風味クリームをサンド。ミルク風味クリームの上にざらめをトッピングし、食感が楽しめる商品です。食べやすく半月にカットされています。エネルギーは333kcal。たんぱく質4.9g、脂質8.9g、炭水化物58.2g、食塩相当量0.39g、飽和脂肪酸3.12g、トランス脂肪酸0g コレステロール101mg。

「スペースアポロ イチゴクリーム」

 ふんわりスポンジケーキにスポンジケーキにイチゴクリームをしぼりざらめがサンドされています。エネルギーは362 kcal。

[古川 敦]