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ついに時代が追いついた!? 幻のかき揚げが10年ぶりに復活! 東急の駅そば「しぶそば」が「ベーコンポテトかき揚げ」を4店舗限定販売~野菜は玉ねぎのみとし、ベーコンとポテトの量を3割ほど増やした

[2022/3/20 11:42]

 東急グルメフロントが、東急線沿線で運営している駅そば「しぶそば」が、“幻のかき揚げ”「ベーコンポテトかき揚げ」を2022年3月16日(水)から2週間、二子玉川店、武蔵小杉店、溝の口店、市が尾店限定で復刻販売しています。「BPK. ベーコンポテトかき揚げそば」の価格は520円(税込)。

 「ベーコンポテトかき揚げ」は、2013年に初めて商品化され一部のファンに熱狂的に支持されるも、販売数は低迷。2019年のかき揚げ総選挙で、ノミネート6品中4位と奮いませんでしたが、今回約10年ぶりの販売に踏み切った東急グルメの異例ともいえる判断について、しぶそばの担当者H氏は「つまり時代が追い付いた、ということなんです。いよいよべーコンポテトの本当の価値にみなさんが気付くはずです」と語っています。

 商品開発担当者W氏によれれば令和版「ベーコンポテト」のポイントは、「ずばりベーコンポテト感です。2013年のレシピは玉ねぎや人参、インゲンなどベーコンとポテト以外にも具材使用し、万人受け狙ったようなレシピだったのですが、今回は野菜は玉ねぎのみとし、ベーコンとポテトの量を3割ほど増やしてあります」とのことです。

 慎重かつ虎視眈々と商機を伺っていた販促担当者O氏は、「このタイミングを逃がせば、ベーコンポテトが日の目を見ることはない」と機は熟したと見ています。

[古川 敦]