全国のローソン店舗で「無印良品」商品を5月から本格導入開始 2023年中を目途に全店へ導入予定~共同でのPB商品開発や、サービスの開発なども計画
良品計画とローソンが28日、ローソン店舗への「無印良品」の本格導入を2022年5月2日(月)から開始すると発表しました。
2022年5月から約半年間で、関東甲信越地区の約5,000店に「無印良品」の導入を開始し、その後、全国への拡大を進めていくとしています。
生活の基本となる商品約200アイテムを、専用の販促物を使用した複数にわたる棚で展開し、店舗の立地や要望に合わせて、商品ラインナップの拡充を協議していくとのことです。主な品揃えは靴下(税込230円)、化粧水(携帯用 税込250円~)、レトルトカレー(税込250円~)、文具(ノート税込70円~)、菓子(バウム税込150円)など。
良品計画は、1980年の「無印良品」ブランド設立当初からファミリーマートで展開していましたが、2019年1月28日(月)を持って商品の取り扱いを終了。その後、2020年6月からローソン店舗で「無印良品」を導入する実験販売を行なっており、現在東京都、千葉県、埼玉県の約110店舗で展開。今回の取り組みは、これを2023年中を目途に全国規模に拡大するものです。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現のために、生活の基本となる商品やサービスを、手に取りやすい価格で、全国津々浦々まで届けることを目指しており、各地域の店舗を地域のコミュニティセンターと位置付け、地域の活性化に貢献していきたい、という考えをもっているとのこと。
ローソンは、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグル―プ理念のもと、社会課題を捉え、地域社会の暮らしに新しい便利をお届けできる、「マチのほっとステーション」の実現を目指しています。
このような両者の理念が一致して、今回の全国展開に至ったとのことです。全国のロ―ソン店舗に「無印良品」の商品を展開することで、「全国津々浦々のお客さまのお役に立つ、新しい価値をお届けですることができると考えている」としています。
今後は、共同でのPB商品開発や、サービスの開発などを行ない、さらに地域住民の役に立つ取り組み、地域活性化に貢献できる取り組みを拡大していきたいとのことです。