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「7P 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」より辛い激辛パスタソース! ハウス食品が「しあわせの激辛 <辛ボロネーゼ>」を本日27日(月)発売

[2022/6/27 23:46]

 ハウス食品が、今年の夏を“激辛”で盛り上げるため、「しあわせの激辛」シリーズの新製品第1弾として、4種の唐辛子の鮮烈な辛さと、牛肉・鶏肉の旨み、赤ワインの芳醇な香りが特徴のパスタソース「しあわせの激辛 <辛(カラ)ボロネーゼ>」を2022年6月27日(月)に発売します。内容量は140gで、価格はオープン。参考小売価格は369円(税別)。

 「しあわせの激辛 <辛(カラ)ボロネーゼ>」は、「4種の唐辛子の弾ける辛さ」×「牛肉・鶏肉の旨みと赤ワインの芳醇な香り」が融合したパスタソース。味の違う一味唐辛子、韓国唐辛子、ハバネロ、焙煎唐辛子ペーストを使用して辛さを演出し、そこに、赤ワインと赤ワインソースを組み合わせ、芳醇な香りを付与したとのこと。

 牛・鶏ひき肉、完熟トマトペースト、玉ねぎ、オリーブオイルを使用し、旨みを演出。さらに、セロリシード、黒胡椒、ナツメグ、バジル、ローリエといったスパイスを配合し、風味豊かな激辛ボロネーゼに仕立てたとしています。

 同社では、昨年発売した「しあわせの激辛」シリーズを通して“激辛市場”や“激辛ファン”とこれまで以上に向き合った結果、“激辛”が保有する「エンターテインメント性」に着目。「本格的に暑くなるにつれて人気が高まる“激辛メニュー”、今年の夏は『しあわせの激辛』を食べて汗をかいてスッキリしていただきたいと考えた」としています。

 また、激辛ファンにとって、激辛とは決して罰ゲームではなく、むしろ幸福を感じる上質な時間であるため、ブランドの世界観は“質の良さ”をキーワードにホンモノの激辛料理を追求。パッケージデザインについては、“激辛”であることが一目で分かるよう、赤と黒を基調とした色合いと、ちょっとした遊び心を込めたキャラクターを活用し、“激辛らしさ”を意識して表現されています。

 企画当初は辛いパスタとして親和性の高い「アラビアータ」を検討していたものの、激辛ファンに投げかけたところ「トマトでは辛さに耐えられない」、「動物性の強い旨さをベースにした方が良い」との意見が寄せられ、肉が旨みのベースとなる「ボロネーゼ」への変更を決めたとのこと。

 厳選した4種の唐辛子を組み合わせ、突き抜けるような鮮烈な辛さを実現し、全体のおいしさについては、「旨さと辛さのバランスが良い」「辛さに負けないしっかりとした肉の旨みがある」と、激辛ファンのお墨付きとのことです。

調理例

 エネルギーは184kcal。たんぱく質 10.6g、脂質 9.3g、炭水化物 14.5g、食塩相当量 2.8g。原材料は食肉(牛肉(オーストラリア)、鶏肉)、トマトペースト、乾燥玉ねぎ、赤ワイン、香辛料、オリーブ油、ガーリックペースト、食塩、みそ、加工黒糖、焙煎唐辛子ペースト、ビーフエキス、赤ワインソース、たん白加水分解物/増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、パプリカ色素)、香料、乳化剤、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に牛肉・大豆・鶏肉を含む)。

辛さレベル(2.95KM)は、「麻婆豆腐」を超える辛さ!

 今回の開発についても、辛さの単位を統一するアプリとポータルサイト「辛メーター」が協力し、開発に参画する激辛ファンの紹介、試作品の味覚評価、辛さレベルのジャッジなどをコーディネート。辛メーター独自の「KM値(辛メーター値)」を、ハウス食品の辛味順位表記に代わり、辛さレベル表記として記載し、「辛ボロネーゼ」のKM値は2.95KMで、5アイテムの中でチキンカレー(3.25KM)に次ぐ辛さレベルと判定されています。

開発担当者・木川奈津江氏(味創り担当)のコメント

 今回、辛ボロネーゼの味創りを担当するにあたり、私自身激辛ファンではなかったため、同じ部署で激辛好きの若手研究員をサブ担当に付けてもらいました。

 私は長年レトルト開発に従事し、“甘い”から“辛い”まで色々な味のカレー作りを経験してきました。その中で、上長の「ベテランの殻を破ってほしい」との強い想いから担当に任命され、これまで作ったことのない“激辛”という風味創りへの挑戦が始まりました。

 最初の関門は、ミートソースとボロネーゼの違いをきちんと理解することでした。企画部門と何度も試食や議論を重ね、激辛ファンが欲する「旨みと激辛が両立したボロネーゼ」とはどういうものかを検討しました。目指すものが決まってからは、風味の微調整に苦労しました。

 既存4品の味創りを担当した研究員から聞いていた通り、「旨み」と「辛み」のバランスを取ることがとても難しく、何種類も試食していると、段々味が分からなくなってしまうこともありました。その時は乳製品を飲んでリセットしたり、周りの研究員に助言を求めたりして乗り越えました。

 ボロネーゼを激辛風味にするなんて、長年の研究開発の中で思いつきもしなかったですし、世の中で見かけないメニューだと思います。激辛ファンの方に試食いただいた日、ある方に「このボロネーゼは100点満点!」と評価いただけたことが、とても嬉しく、自信をもって世の中にお披露目することができます。

 3ヶ月連続リリースの第1弾「辛ボロネーゼ」をぜひご賞味ください!第2弾のメニューもお楽しみに!

[古川 敦]