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「伊達巻をもっと身近に感じてほしい」3つの新感覚スイーツ「伊達巻ジェラート」「伊達巻スムージー」「伊達巻チュロス」、鈴廣蒲鉾本店が明日22日(土)発売

[2023/7/21 17:42]

 鈴廣蒲鉾本店が、伊達巻を配合した3つの新感覚スイーツ「伊達巻ジェラート」「伊達巻スムージー」「伊達巻チュロス」を2023年7月22日(土)から販売します。

 お正月の食べ物というイメージが強い「伊達巻」ですが、自然な甘みとほどよい塩味がジャムや生クリームとも相性が良く、鈴廣ではスイーツのように味わう食べ方を提案しています。そんな伊達巻をもっと身近に感じてほしいという想いから、このたび伊達巻を配合したスイーツが開発されました。

伊達巻ジェラート

 伊達巻とクリームチーズを練り込んだジェラートは、まるでチーズケーキのような味わい。なめらかで濃厚な味わいなのに、不思議とあっさり食べ切れる絶妙な甘さ加減がポイントです。

 伊達巻に入っている天日塩がジェラート全体の甘味を引き締め、最後まで飽きのこない味に整えられています。

「伊達巻ジェラート」480円(税込)

※鈴廣かまぼこの里 汐風カフェ、鈴廣かまぼこ 江の浦店、鈴廣かまぼこ 御殿場店で販売されます

伊達巻スムージー

 「伊達巻スムージー」は、凍らせたバナナとペースト状の伊達巻を合わせ、爽やかな酸味を加えて仕上げられています。

 水を一切加えずに素材を贅沢に使用した濃厚なスムージーは、太めのストローで提供され、バナナ好きにはたまらない大満足の飲みごたえです。

「伊達巻スムージー」400円(税込)

※鈴廣かまぼこの里 汐風カフェで販売されます

伊達巻チュロス

 軽やかな食感が特徴の「伊達巻チュロス」は、外側の皮がカリッと香ばしく、中の生地には伊達巻のしっとりとした食感が感じられます。

 表面にはシナモンシュガーをまぶしており、噛んだ瞬間に爽やかな香りが口の中に広がります。食べ歩きにピッタリのサイズで、小腹が空いた時やお食事後のデザートとして味わえます。

「伊達巻チュロス」350円(税込)

※鈴廣かまぼこの里 あげかま屋すず天で販売されます

開発の背景とエピソード

 伝統のしっとりとした食感と上品な甘さがという小田原伊達巻の特徴を活かし、新たな観光名物をつくろうと動き始めたのが今回の伊達巻スイーツ開発の始まりです。伊達巻をまるごとペースト状にするという斬新な発想が、食べた人を驚かせる新感覚のスイーツを生み出しました。

 開発の中心となったのは3人の若手開発者。普段は練り製品を開発しているため、スイーツ開発はメンバー全員が初めて。伊達巻の魅力を引き出しつつ、スイーツとしてのクオリティを追求するため、食材の組み合せや配合を何通りも調整しながら約1年間試作を重ね、ついに伊達巻の風味を感じながらスイーツとして美味しく味わえる配合にたどり着いたそうです。

開発者のコメント

 組み合せるスイーツや食材を選ぶきっかけは“自分たちのすきなもの”でした。しかし、いざ試作してみると、思い描いていた食感に仕上がらなかったり、伊達巻の風味が強く出すぎてしまったりと、なかなか納得する仕上りにならず苦労をしました。メンバー以外の様々な社員にも試食をしてもらい、誰が食べても「美味しい」と感じてもらえる配合にたどり着いたときの達成感は忘れられません。かまぼこ屋にしか作れない唯一無二の伊達巻スイーツが、小田原の観光名物になれば嬉しいです。

研究開発課 左:堀口 綾美さん、中央:佐々木 理乃さん、右:小川 あやのさん
[岩崎 宰守]