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「バーモントカレー」61年目の新提案! フライパン10分調理でじっくり煮込んだおいしさ! 一流シェフの知恵を取り入れた「バーモントカレーシェフズアレンジ」が本日12日(月)発売~「果実仕立て」と「クリーム仕立て」

[2024/2/12 23:58]

 ハウス食品が、発売61年目を迎える国内売上No.1カレーブランド「バーモントカレー」から、一流シェフの知恵を取り入れた、フライパンで10分の簡単・時短調理で、煮込んだ味わいを家庭で楽しめるという濃縮ペーストルウ「バーモントカレーシェフズアレンジ」を、2024年2月12日(月)に発売します。価格はオープンで、参考小売価格は270円(税別)。

 「忙しいから時間をかけられないけれど、せっかく調理するなら美味しいものを食べたい」という要望に対応した、シェフがアレンジしたような上質な味わいのカレーを、フライパンで10分調理するだけで手軽に楽しめるという製品です。内容量は果実仕立て110g、クリーム仕立て108g。

 「バーモントカレー」は、1963年の発売以来、時代とともに進化を続けるカレールウ売上No.1のカレーブランド。今回、「スパイスを加熱する際にハチミツを入れてキャラメリゼを行う技法」や、「材料を煮込むときに水ではなくブイヨンを使用する調理法」など一流シェフである「シェ・イノ」古賀純二氏の知恵を取り入れた「バーモントカレー」を新たに開発。

 バーモントカレーらしい“りんごとハチミツのやさしい甘み”と、消費者が求める“カレーのコク深さ”が両立した上質な味わいとのことです。

 「バーモントカレー」との相性を考え、ブイヨンの旨みに、りんごペーストやバナナ・マンゴーの果実ピューレ、チャツネを組み合わせた、ふくよかな甘みを感じる「果実仕立て」と、ブイヨンの旨みに、生クリームやバターを組み合わせた、口あたりがなめらかでまろやかなコクを感じる「クリーム仕立て」の2つの風味が用意されます。

 素材本来の風味を残しつつ、じっくり煮込んだおいしさを濃縮するハウス独自の濃縮ペーストルウ製造技術により、薄切り肉と玉ねぎをフライパンで一緒に炒め、ペーストを溶かして少し煮込むだけの計10分で長時間煮込んだおいしさに仕上がるとのこと。またペーストルウは、固形ルウに比べ主な油脂の融点が低いため、片付けの際にべたつかず洗い物が楽になるとしています。

「110g バーモントカレー シェフズアレンジ 果実仕立て」

 まるでシェフがバーモントカレーを使ってアレンジしたようなおいしさのカレーを家庭で楽しめます。ブイヨンの旨みに、りんごペーストやバナナ・マンゴーの果実ピューレ、チャツネを組み合わせた、ふくよかな甘みを感じる果実仕立てのカレーです。薄切り肉と玉ねぎを使って、フライパンで10分間調理するだけで完成します。一度の食事で食べきれる2~3皿分のカレーが作れます。

 原材料はでんぷん(国内製造)、デキストリン、砂糖、牛脂豚脂混合油、植物油脂、カレーパウダー、チャツネ、食塩、はちみつ、りんごペースト、バナナピューレ、マンゴーピューレ、小麦粉、焙煎香辛料ペースト、みそ、オニオンパウダー、脱脂大豆、香辛料、トマトペースト、ローストココナッツペースト、チキンブイヨン、ローストオニオンパウダー、赤ワインソースベース、酵母エキス、玉ねぎ加工品、チーズパウダー、ガーリックパウダー、全粉乳、ガーリックエキス、ポークブイヨン/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤、酸味料、香料、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・りんごを含む)。

「108g バーモントカレー シェフズアレンジ クリーム仕立て」

 まるでシェフがバーモントカレーを使ってアレンジしたようなおいしさのカレーを家庭で楽しめます。ブイヨンの旨みに、生クリームやバターを組み合わせた、口あたりがなめらかでまろやかなコクを感じるクリーム仕立てのカレーです。薄切り肉と玉ねぎを使って、フライパンで10分間調理するだけで完成します。一度の食事で食べきれる2~3皿分のカレーが作れます。

 原材料はでんぷん(国内製造)、砂糖、デキストリン、牛脂豚脂混合油、植物油脂、カレーパウダー、生クリーム、食塩、ホワイトルウ(小麦粉、バター)、みそ、オニオンパウダー、脱脂大豆、はちみつ、チキンエキス、りんごペースト、チキンブイヨン、香辛料、ローストオニオンパウダー、ローストオニオンペースト、トマトペースト、ウスターソース、ごぼう香味ペースト、酵母エキス、チーズパウダー、乳等加工品、ガーリックパウダー、全粉乳、焙煎フェヌグリーク、バナナピューレ、ポークブイヨン/調味料(アミノ酸等)、香料、乳化剤、カラメル色素、酸味料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・りんごを含む)。

開発ストーリー

(1)【きっかけ】
 世帯構造が変化する中で、調理型カレーとの接点が少ない若年夫婦二人世帯に向けた製品を発売したいと考えたことがきっかけ。調理型カレーとの接点が少なくなる原因として、「調理・洗い物に時間がかかる」「皮むきなど、材料の準備が面倒くさい」「二人だと多くできすぎてしまって何日も同じメニューが続いてしまう」などが挙げられ、従来のルウカレーは、忙しい夫婦二人世帯の生活実態に取り入れにくいという課題があったとのこと。

 ターゲットのインサイトを深掘りした結果、「時短・簡便・適量(使い切り)の機能面」と、「上質感・安心感の情緒面」の双方を同時に満たす製品が必要であることが明らかになり、さらに時短・簡便であってもせっかく調理するなら美味しいものを食べたいというインサイトに応えるために、ハウス独自の濃縮ペーストルウ技術を掛け合わせて味づくりを実施。発売61年目を迎える国内売上No.1カレーブランド「バーモントカレー」を使用することで、成熟世帯に比べて調理技術に自信のない若年世帯の「安心感」ニーズにも応えたとしています。

(2)【ターゲット】
 薄切り肉と玉ねぎの材料2つを用意し、フライパンで炒めてから煮込み終わるまでが約10分間で完成するという、短い時間で準備から片付けまで簡単にできる仕様。「忙しい一日の中で、夫婦でゆっくり会話ができる食事の時間は大切にしたいし、そこに並ぶ料理は自分も相手も満足できるようなものにしたい。夫婦二人の時間をより良いものにしたい」 そのようなニーズや、特に、忙しくて家庭でカレーを作る頻度が減っていた人、機会がなかった人に是非試してもらいたいとのこと。

(3)【苦労した点】
 シェフが作ったような上質なカレーと、バーモントカレーの家庭的な味わいの両立に最も苦労しとのことで、これまでバーモントカレーに携わったハウスの開発担当者が大切にしてきた“やさしい甘さ”や“まろやかさ”といった味づくりのポイントを大切にしつつ、相性の良いアレンジに関するシェフからのアドバイスをもらいながら開発を進めたとしています。約300回の試作を何度も繰り返し、“上質なカレーのコク深さ”と“バーモントカレーらしい”りんごとハチミツのやさしい甘み”の両立が実現。2年以上の開発期間を費やし完成させた自信作とのことです。

「バーモントカレー」ブランド

 1963年の発売当時、カレーといえば辛い大人の食べ物で、そのカレーを、子どもも大人もいっしょにおいしく楽しめるようにと、試行錯誤を重ねて誕生したのが「バーモントカレー」。アメリカのバーモント州に伝わる健康法にちなんで「バーモントカレー」と名付けられ、“りんごとハチミツ”を使ったまろやかな美味しさは発売から60年以上たった今も、国内売上No.1カレーブランドとして日本はもとより、世界中で楽しまれています。

 今回発売される「バーモントカレーシェフズアレンジ」は、特に近年増加傾向にある夫婦二人世帯のニーズに対応した製品。カレーは食べたいけれど、生活習慣からカレーと遠ざかっていた消費者との新しい接点になりたいと考え、これまでもこれからも、「バーモントカレー」ブランドは、“常に”消費者に寄り添い進化(深化)するブランドであり続けたいと考えているとのことです。

[古川 敦]