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ロキソニンから初のかぜ薬が誕生! 「ロキソニン総合かぜ薬」が本日13日(水)発売~5種の有効成分で、つらいかぜの11症状すべてに優れた効果を発揮

[2024/3/13 17:53]

 第一三共ヘルスケアが、解熱鎮痛薬や外用消炎鎮痛薬を展開する「ロキソニン」ブランドから、初めてのかぜ薬となる「ロキソニン総合かぜ薬」(OTC医薬品:要指導医薬品)を2024年3月13日(水)に発売します。メーカー希望小売価格は12錠 1,518円(税込)、24錠 2,178円(税込)。成人(15歳以上)の用法・用量は1回2錠、1日3回(食後なるべく30分以内)服用。

 「ロキソニン総合かぜ薬」は、解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」配合のかぜ薬として、国内で初めて製造販売承認を取得した製品(OTC医薬品として)。「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、第一三共が創製した非ステロイド性鎮痛・抗炎症・解熱成分で、速やかに優れた効果を発揮することに加え、胃への負担が少ない特長を持つプロドラッグ製剤となっています。プロドラッグは、体内に吸収されてから活性体に変換され、効果を発揮することから、胃内通過時に起こる直接刺激による胃粘膜への負担を抑えられる特長があります。

 「ロキソニン総合かぜ薬」の処方は、ロキソニンブランドが大切にする効果の高さを追求して設計されており、主成分の「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を中心に5種の有効成分をバランスよく配合することで、のどの痛みや発熱をはじめ、せきや鼻づまりといった早く対処したい、つらいかぜの11症状すべてに優れた効果を発揮するとしています。

【5種の有効成分】
・解熱鎮痛成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物
・鎮咳成分:ジヒドロコデインリン酸塩
・気管支拡張成分:dl-メチルエフェドリン塩酸塩
・去痰成分:ブロムヘキシン塩酸塩
・抗ヒスタミン成分:クレマスチンフマル酸

 なお、「ロキソニン総合かぜ薬」は販売時に薬剤師による説明を必要とする要指導医薬品にあたり、同社では、「かぜ薬における新たな選択肢を提供すると同時に、医薬品の適正使用推進により一層努めてまいります」としています。

 同社が市販のかぜ薬を使用した人を対象に実施した調査によると、ロキソニンブランドの認知率は86%に上り、21%がかぜの罹患時に解熱鎮痛薬「ロキソニンS」シリーズを服用した経験があることがわかったとのこと。そうしたことから、優れた解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」に、かぜの諸症状に有効な成分を組み合わせたかぜ薬をロキソニンブランドから発売することによって、つらいかぜの症状に悩むより多くの生活者のQOL向上に貢献できると考え、「ロキソニン総合かぜ薬」を開発したとしています。

 ロキソニンブランドは解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を含有した内服薬および外用薬を展開しており、ラインナップには、解熱鎮痛薬「ロキソニン内服薬シリーズ」、外用鎮痛消炎薬「ロキソニン外用薬シリーズ」があり、今回「ロキソニン総合かぜ薬」が加わります。

※画像はイメージです。

[古川 敦]